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主催事業情報 2024/2/14 KAAT神奈川芸術劇場 2024年度ラインアップについて/アーカイブ映像<字幕付き/字幕なし>公開【3/22更新】

KAAT神奈川芸術劇場2024年度ラインアップチラシ外面
KAAT神奈川芸術劇場2024年度ラインアップチラシ内面

KAAT神奈川芸術劇場では2024年2月14日(水)に24年度のラインアップ発表会を実施いたしました。   
ラインアップ発表会では芸術監督 長塚圭史より、23年度の振り返りと24年度の年間プログラムの概要を発表し、各プログラムの演出家・作家からはビデオメッセージにてコメントをいただきました。   
24年度も演劇、ダンス 、美術など、多彩なジャンルの作品をラインアップしておりますので、ご期待ください。

 

>>チラシPDFダウンロード

 

アーカイブ映像公開!

2月14日に実施されたラインアップ発表会の映像をYoutubeにアップいたしました。ぜひご覧ください!

字幕付き(3/22公開)/ 字幕なし(2/29公開)>※2025/3/31までの公開となります

 

長塚圭史芸術監督コメント(2/15更新)

能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。  
2024年は胸の痛む年明けとなりました。  
こうした時、芸術に何が出来るのかと苦しむことがあります。しかし人間の営みに、文化・芸術は欠かせないものです。皆様の暮らしの一部である公共劇場として、心を動かす作品をお届けしていきたい、そして豊かな未来へ向けて、才能あるアーティストに多くの機会を生んでいきたいと考えています。これからも、神奈川県の皆様を始め、日本、そして世界へ発信する劇場として、KAAT神奈川芸術劇場は、ますます「ひらいて」いきます。  
今年度のメインシーズンのタイトルは、「某〜なにがし〜」。シェイクスピア作品から日本文学の舞台化、現代のテクノロジーと身体を問う実験的なプログラムなど、ずらりと刺激的な作品が揃います。またプレシーズンにはあの話題作の再演。キッズ・プログラムは気鋭の作家が書き下ろします。  
本年もKAAT神奈川芸術劇場の魅惑のラインアップをご堪能くださいませ。

撮影:加藤甫

2024年度主催公演、主なラインアップ

※各演目の詳細は決まり次第、公式ウェブサイトなどでお知らせいたします。

 

<プレシーズン>

◇KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『ライカムで待っとく』  

誰も読もうとしなかった、読まれなかった沖縄(こっち側)の物語。2022年の話題作が、待望の再演&ツアーを経て沖縄での上演が実現。  
作:兼島拓也    
演出:田中麻衣子   
出演:中山祐一朗 前田一世 佐久本宝 蔵下穂波    
   小川ゲン 神田青 魏涼子 あめくみちこ

5月24日(金)~6月2日(日) <中スタジオ>

<ツアー>     
【京都公演】6月7日(金)~8日(土) ロームシアター京都  <サウスホール>    
【久留米公演】6月15日(土) 久留米シティプラザ <久留米座>       
【那覇公演】6月22日(土)~23日(日)那覇文化芸術劇場なはーと <小劇場>

作:兼島拓也     
この作品を再演することができ、とても光栄です。初演から2年、ウクライナでの悲劇は未だ収束せず、あらたにガザ地区でも見るに堪えない事態が勃発し、心が苦しくなるばかりです。    
私が住むここ沖縄は、相変わらず「決まり」が覆ることもなく、粛々と、そして堂々と、物事は進んでいきます。先日屋久島沖でオスプレイが墜落した後、同じ機体たちは1週間ほど何事もなく飛び続け、休憩に入りました。この文章が公開される頃には、優雅に、気持ちよく飛び回っているでしょう。    
本土復帰50年というお祭りも終わり、変わらず嫌な方へと変わり続ける世界の中に、この作品が何かしらの影響をもたらしてくれたらと願いますが、まあ、どうなんでしょう。


演出:田中麻衣子    
沖縄本土復帰50年の冬に上演した『ライカム〜』の再演です。兼島さんのセリフを先頭に、皆で、一層、熱気を帯びたものにしたいと思っています。歌って踊ってお酒を飲んで三線弾いて、集まっておしゃべりすることが大好きな登場人物たちを、ぜひ観に来てください。沖縄と神奈川、1964年と2024年、あっち側とこっち側、、突きつけられる現実を、劇場で体感してください。

 

◇KAATキッズ・プログラム 2024

『ペック』from スコットランド

鳥のさえずりや歌をモチーフに、“とりのうたごえ”にさそわれて、見て、聞いて、楽しむ、こどもとおとなのためのノンバーバルパフォーマンス!

作:アンディ ・マンリー、イアン・キャメロン、ショナ・レッペ   
音楽:ウィル・カルダーバンク/サウンドコラボレーター:荒木優光   
出演:アンディ・マンリー

7月6日(土)、7(日) <大スタジオ>

作・出演:アンディ ・マンリー   
こんにちは。私はアンディで、『ペック』のパフォーマー兼クリエイターです。   
友人のイアン、ショナ、ウィル、エル、アバロン、アリスと一緒にスコットランドで舞台を作ってきましたが、日本に行ってみなさんにお会いできることを本当に楽しみにしています。   
私は何度か日本を訪れたことがありますが、あなた達の国が本当に大好きです。『ペック』は、2019年に訪れたときに聞いたり見たりした音やモノからインスピレーションをもらったところがあります。想像力豊かな遊びや私たちが楽しんで作ったおもしろいオブジェクトがいっぱい登場します。ぜひ楽しんでいただき、自分も遊んでみたいという気持ちになってほしいです。

 

◇KAATキッズ・プログラム 2024

『らんぼうものめ』

気鋭の劇作家・演出家 加藤拓也が初のキッズ・プログラムで描くのは、神さまたちの世界に迷い込んだ少年の、ちょっと怖くて不思議な物語。   
作・演出:加藤拓也

7月20日(土)~28日(日) <大スタジオ>

<ツアー(予定)>  
【いわき公演】8月4日(日) いわき芸術文化交流館アリオス   
【松本公演】8月中旬 まつもと市民芸術館 <小ホール> ほか

作・演出:加藤拓也   
神様がらんぼうに振舞っていると思う事があります。どんなできごとを神様のしわざと思うか自由だけれど、言い伝えの神様も、自分に降りかかってきたことも、これが神様のしわざなら、非常にらんぼうです。と同時に、そのような自覚も彼らには無く、それもまたらんぼうです。そんなことが今回の劇の出発点になっています。去年、偶然にも国外でキッズ向けのプログラムを体験する機会がありました。目線は確かにキッズで作られていつつも大人も楽しめる時間で、今回の『らんぼうものめ』もキッズ・プログラムでありつつも、そのような作品になるように取り組んでいきます。

 

<メインシーズン「某(なにがし)」>

 

 

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『リア王の悲劇』

文学の最高峰に、実力あるキャストと魅力的なスタッフと共に新演出で挑む 。  
作:W.シェイクスピア     
翻訳:河合祥一郎   
演出:藤田俊太郎   
9月 <ホール内特設会場>

演出:藤田俊太郎     
この度、長塚圭史芸術監督の掲げるシーズンテーマ「某」にて、『リア王の悲劇』の演出を担わせていただきます。時代を超えて支持され愛される文学の最高峰に挑戦できることを心から幸せに思っています。老い、寛容、分断、支配、ルーツ、愛。2024年に問うべき作品の主題を多義的に豊かに、リアの存在・言葉を通して創作したいと考えています。演出するにあたりフォーリオ版での上演、時代を戯曲の設定である3〜5世紀にしました。舞台であるブリテンに、キリスト教の考え方や概念が入る前の、人間としての在り方、尊厳と向き合いたいと思っています。台本の言葉が今を生きる私たちに多くのことを与えてくれると思います。魅力的な人物たち、特に女性の生き様に光を当て、この物語を通して、ジェンダーレスな物事の捉え方と、あらためて女性の価値観を見つめる’眼差し’を大事にしたいと考えています。素晴らしいキャストの皆様、プランナー、スタッフ、カンパニーの皆様と、シェイクスピア作品、演劇の喜びに溢れた仕事をし、お客様にお届けしたいと思っております。なにとぞ宜しくお願い致します。 

 

KAAT EXHIBITION 2024                               

南条嘉毅展|地中の渦

太古から現代にいたる自然と人間の記憶と記録。時間と空間の積層に宿る膨大な世界の軌跡を現代に呼び覚ます。美術家の南条嘉毅によるインスタレーション作品。

9月22日(日・祝)~10月20日(日)(予定)<中スタジオ>

作家:南条嘉毅     
私は、制作対象の場所に赴き、取材や調査を繰り返し、現在だけではなく歴史的・地理的側面からもその土地を考察し、複層的な表現方法をとっています。今回私が注目したのは、大都市横浜に積み重なった地層です。会場となるKAAT神奈川芸術劇場が位置するエリアは、古くは縄文・弥生に人が住み始め、明治には開港地の外国人居留地として多くの人々が行き交う重要な場所でした。現在でも、地層の中からその痕跡が発掘されています。   
本展では、横浜の地中へと潜り、地層の中に埋もれた時間の流れと人々の痕跡をたどりながら、現在私たちが見ている景色や暮らしを再認識します。 

 

◇KAAT×山田うん×池上高志   
『まだここ通ってない』(仮)

いつも、新しいものや考え、動きを探してる。それはあるソフトウェアかもしれない。散歩の途中か、踊っているときかもしれない。でも未来は、きっとそこから一気に始まる。舞踊家と科学者の未知なる競演。身体とサイエンスは未来に共存できるのか。    
企画・構成:山田うん 池上高志   
10月中旬 <ホール内特設会場>

企画・構成:山田うん    
このたびKAAT神奈川芸術劇場で、池上高志さんと舞台作品を製作します。 2022年からスタートした共同クリエイションの中で、様々なトライ、エラー、チャレンジ、ディスカッションが生まれました。人工知能(AI)や人工生命(Alife)と、人間との間にどんな関係ができるだろうと考えることは果てしない問いです。機械と人間の相互作用によって新しい知性が誕生したり、振る舞い方が湧き上がってきたりするとしたら、どんな仕掛けと自然の力を融合させたらワクワクするのだろうか。新しい時代の中にユーモラスに機能するような何か、「作品」というよりも「場」を創造し、摸索しています。今回KAATで次なる一歩を展開できることで、これまでより先に進んだ面白いものをご覧いただけるかと思います。楽しみにしています。


企画・構成:池上高志    
前回ロボットやAI、VRを使って山田うんさんと創作した作品がとても面白くて、研究で普段やっていることとは違い、人工知能を現実世界に降ろし、もっとAI やロボットの可能性を設計できると感じました。   
今回のテーマについてですが、日常生活には常に新しい発見があり、AI、特に言語モデルのLarge Language Modelを使うことで、一挙に人間の知覚や認識が広がり、同じ風景でも今まで見なかったことが見えてきます。そういうことをテーマに、新しい芸術作品や表現が作れるのではないかという期待をもっています。AI、特にLarge Language Modelは言葉だけの世界ですが、それに身体が加わることで、人間世界に降りてくると考えられます。うんさんの身体表現や身体を使って世界を、動く空間をどう見ていくかということが、言葉だけに頼りがちなAIに欠如をしている部分を補えると考えられるので、その点に関しても、うんさんとの試みは非常に面白いと期待しています。


◇日英共同制作 KAAT × Vanishing Point     
『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』

「カイハツ」プロジェクトを経て、国際的に活躍するアーティスト集団ヴァニシング・ポイントと日英共同制作で贈る、村上春樹原作のコミック・ミステリー   
原作:村上春樹 (短編「品川猿」「品川猿の告白」より)   
演出:マシュー・レントン   
11月29日(金)~12月8日(日) <大スタジオ>

【英国公演】    
2025年2月下旬~ Tramway, グラスゴー

演出:マシュー・レントン   
こんにちは、皆さん。 劇団ヴァニシング・ポイント芸術監督、マシュー・レントンです。   
今回、KAAT神奈川芸術劇場と共同制作する『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』は、村上春樹さんが約14年離れて書かれた 「品川猿の告白」と「品川猿」という2つの物語で構成されています。1999年、私が青年時代に「スプートニクの恋人」を読んで以来、大ファンである村上さんの二つの物語をまとめて、彼の世界を掘り下げることができることに興奮しています。   
そして、スコットランドと日本のパフォーマーやアーティストが集まり、本当にユニークで美しく面白い作品を創作できる機会だと信じています。村上さんの小説は、私たち全員にとって非常に普遍的な方法で語られていると思います。そして、私たちが彼の物語を正しく表現できることを願っています。

 

◇KAAT x ケダゴロ x 韓国国立現代舞踊団   
『黙れ、子宮』(仮)   
気鋭のダンスカンパニー・ケダゴロを率いる下島礼紗による、子宮とキンタマを巡る壮大なダンス作品!   
振付・演出・構成:下島礼紗   
12月13日(金)~15日(日) <大スタジオ>

振付・演出・構成:下島礼紗    
私には生まれつき子宮がありません。子宮が形成されなかったのではなく、この世に子宮を持ち込まないことを私が選択し、母の胎内で自ら子宮を取り外して産まれてきました。「胎内で自ら選択した」ということ。これは韓国の数え年の文化にインスピレーションを得て後から発見したのです。   
2011年3月、18歳の私に医者は言いました。「あなたにはキンタマがあるかもしれない」。震災の真っ只中、私の身体の中でキンタマが大きく揺れていました。   
“あると思っていたものがなく、ないと思っていたものがある” 。この<欠落>と<余分>の感覚が、「私は女である」ことをなぜか強く自覚させました。   
今回、2021年に韓国国立現代舞踊団(KNCDC)から委託され制作した作品『黙れ、子宮』を土台とし、私が、私の身体をめぐって韓国・日本で体験した出来事を題材に再創作します。

 

◇新ロイヤル大衆舎×KAAT vol.2    
『花と龍』

新ロイヤル大衆舎とKAATが再びタッグを組んで贈る、激動の時代に繰り広げられる骨太で濃密な人間ドラマ。   
原作:火野葦平   
脚本:齋藤雅文   
演出:長塚圭史   
音楽:山内圭哉   
2025年2月中旬~下旬 <ホール>    
<ツアー(予定)>   
3月初旬 オーバード・ホール <中ホール>   
3月8日(土)・9日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 <中ホール>   
3月15日(土)・16日(日)J:COM北九州芸術劇場 <中劇場>   
 

脚本:斎藤雅文   
『花と龍』…なんと美しいタイトルでしょう。原作は日本文芸史上に燦然と輝く大衆小説の白眉であるとともに、波乱の人生を生きた作者の父母たちの魂のドキュメントでもあります。   
 たった百年前の物語ですが、コレラに翻弄され日露戦争に狂奔する時代を身体一つで必死に、かつ痛快に奮闘する主人公たちの姿は、混沌とした現代の我々に大きな勇気と夢を与えてくれます。   
 当時の九州の港を舞台に、まるで西部劇のような血沸き肉躍る展開!しかも堂々のラブロマンス!本作は「まっとうに生きる」とは、「人としてあるべき生き方」とは、という本来的な真実を示してくれます。この情熱の物語の劇化にかかわることが出来る幸せ。劇作家冥利に尽きると申せましょう。


演出:長塚圭史   
火野葦平の傑作『花と龍』を新ロイヤル大衆舎×KAATで上演します。『花と龍』は1952年に読売新聞で連載された大河小説です。その圧倒的人気ゆえ何度も映画化されています。四国からの流れ者・玉井金五郎が、北九州で沖仲仕として歩み始め、広島から南米を夢見て流れ着いた肝っ玉の妻・マンと共に、争いを嫌い、情に厚く、信念を持って突き進みます。やがて多くの信頼を集め、地域の非道な権力者たちと渡り合い、やがては労働環境改善のために政治家へと身を転じていくのです。驚くべきはこの痛快な物語が実話に基づいていることです。そしてその血はなんとアフガニスタンで用水路を開いた医師・中村哲氏へと繋がっています。名もなき男女が、厳しい労働環境の中で出会い、己の正しさに従って真っ直ぐに進み、思いがけぬほど多くの人々の心を動かしていきます。シーズンタイトル「某」と呼応する人情活劇であり、北九州の炭鉱が栄えた日本の経済発展の歴史の1ページでもあります。芸術監督に就任した2021年にこの組み合わせで劇場入口広場のアトリウムに仮設した劇場で上演した『王将』-三部作-はコロナ禍のため、予定していた劇場の賑わいを生み出すことは叶いませんでした。『花と龍』はホールでの上演ですが、この賑わいへの思いは今も失ってはいません。ホールとロビーが華やぐ仕掛けを生み出したいと考えています。日本の演劇を明るく照らす新ロイヤル大衆舎と、圧倒的な実行力を持つKAATの新作にご期待ください。

 

◇KAAT神奈川芸術劇場プロデュース     
新作 書き下ろし演劇作品

岸田國士戯曲賞受賞劇作家・山本卓卓による新作書下ろし戯曲を、益山貴司演出で上演!  
作:山本卓卓

演出:益山貴司  
2025年2月~3月 <中スタジオ>

作:山本卓卓   
2023年に上演した範宙遊泳『バナナの花は食べられる』の「人を助けたい」から、もう「人を助けている」人たちの話へ。人を助けることを諦めそうになるヒーロー。人を愛することをやめようとする人間。もうすでにそれをやめている怪物。戦うことは傷つけることとわかっているのに戦わなければならない立場。戦うことを放棄する者。死ぬ者。生き残る者。愛と正義が両立しない時人はどうするか。深い愛の正体は、闇深い狂気なのかもしれないという疑心暗鬼。現代の「争い」に言葉と物語と暗喩で応答する。   
 戯曲の企画書に書いたのが上記の通りです。KAAT神奈川芸術劇場の懐の深さに乗じて、戯曲としてたくさんの挑戦と挑発をすることになるでしょう。山本卓卓いいもん書きます!←最近このフレーズお気に入り。


 

YPAM ‒ 横浜国際舞台芸術ミーティング 2024   
 12月上旬 <大スタジオ>等(予定)   
 


[提携公演]

Baobab『DANCE×Scrum!!! 2024』:4月27日(土)〜5月6日(月・休)<大スタジオ・アトリウム>    
CCCreation『白蟻』:6月 新作公演 <大スタジオ>   
KUNIO KUNIO16『(Title未定)』:6月 <中スタジオ>   
横浜夢座 横浜夢座25周年・五大路子舞台生活50周年記念『ヨコハマの夜明け ~富貴楼お倉の物語~』(仮):9月13日(金)~16日(月・祝) <大スタジオ>

劇団た組『ドードーが落下する』:2025年1月上旬~ <大スタジオ>

Co.山田うん「新作」:2025年1月24日(金)~26日(日) <大スタジオ>


カイハツ  >>22年度活動報告 >>21年度活動報告    
劇場が常に考える場、豊かな発想を生み出す場となることを目指し、クリエーションのアイディアをカイハツするプロジェクト。

新たな表現の実験、ジャンルを横断したアーティストの交流、様々な情報の収集など、以下のようなカイハツ活動を軸にして、劇場の創造活動の核を育てていくことを目指します。


◆企画・アイディアのカイハツ     
アーティストがその構想を試み、新たな出会いをもつ場として、上演を最終目的としない自由かつ実験的なクリエーション活動を行うことができる機会と空間を設けます。アーティストにとってはアイディアの種を試し育てる機会となり、劇場にとっては、新しい才能と出会うきっかけとなります。

 

◆戯曲のカイハツ     
国内外の戯曲発掘および情報収集、海外戯曲の翻訳等を行い、時にリーディング試演を交えながら、作品への理解・戯曲へのリテラシーを深め、豊かな発想の土壌を育んでいきます。      
 

◆創作プロセスのカイハツ

じっくり時間をかけて作品をクリエーションしていく新しい創造形態を模索します。戯曲・楽曲製作、ワークショップ、トライアウト公演などを実施。稽古場と上演会場を持つ劇場の強みを生かし、数年間かけて作品を熟成させる創作過程を充実させ、豊かな成果を生み出します。


KAATフレンドシッププログラム     
「KAATフレンドシッププログラム」は、街の一部である劇場、街に飛び出す劇場、またあらゆる人々に「ひらかれた」劇場を目指し、外を歩く人々からも中を見渡せるKAATのアトリウムを主な会場として、演劇・音楽・ダンス・現代美術・トークイベント・バックステージツアーなど、様々な企画を開催していきます。より多くの皆さまに劇場に親しんでいただくこと、劇場を開かれた場にしていくことを目指したプロジェクトです。

【定期開催】KAATフレンドシッププログラム「みんなのKAAT バックステージツアー」


KAAT神奈川芸術劇場の取組

各種割引チケットの発売   
神奈川県在住・在勤の皆さまを対象にした「神奈川県民割引」をはじめ、U24チケット(24歳以下)、シルバー割引(満65歳以上)、高校生以下割引をすべての主催公演で実施しています。

 

シーズンチケット     
一般発売に先駆け、メインシーズンのチケットをセットでお求めいただける「シーズンチケット」を、昨年度に引き続き2024年度も販売いたします。詳細は後日発表いたします。

 

使途の指定可能なオンライン小口寄付     
キッズ・プログラム、鑑賞サポート、人材育成事業等、使途を指定して、500円から、クレジットカードで気軽に寄付が出来る「オンライン小口寄付」を2023年4月より開始し、多くのお力添えをいただきました。

▼詳細・活動報告はこちら

https://congrant.com/project/kaf/6038

 

※2024年2月14日現在の情報です。今後変更の可能性もございますので、ご了承ください。