KAAT×山田うん×池上高志
『まだここ通ってない』
からだとサイエンスの豊かな共生と発見のためのエンターテインメント開幕!
【構成・演出・振付】山田うん 【構成・演出・コンセプト】池上高志
【トークゲスト】
10月18日(金)茂木健一郎
10月19日(土)長塚圭史
10月20日(日)坂部三樹郎
- 日時 2024/10/18(金)~2024/10/20(日)
- 会場 ホール内特設会場
- 料金 一般:5,000円 / 神奈川県民割引(在住・在勤):4,500円 / 24歳以下:2,500円 / 高校生以下:1,000円 / 満65歳以上:4,500円
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KAme
先行 2024/8/29(木) - 一般発売 2024/9/1(日)
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お問い
合わせ チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
ニュース
公演情報
からだとサイエンスの豊かな共生と発見のためのエンターテインメント開幕!
10月にメインシーズンとして久しぶりのダンス作品としてお届けするのは、振付家・ダンサーの山田うんと人工生命研究者の池上高志がコンテンポラリーダンスと先端科学のコラボレーションにより、人間とサイエンスの関係を、またアートとサイエンスの関係を探す取り組み、『まだここ通ってない』です。
この作品は2022年から二人が続けているプロジェクトの第二弾。池上高志と彼が最高科学責任者を努めるオルタナティヴ・マシンによる<原始的なロボットやドローンといった人工生命の群れが、集団としての生命性・生態系を創り出すのではないか>というテーマに、ダンサーの身体が加わることで、人工生命の新たな可能性を探ろうというプロジェクトです。ダンサーたちと原初的なロボットやドローンの群れとの共生、あるいは⾝体を持たないAIとの会話などを通して、ラベルを貼られていないむき出しの「生き物」あるいは「ひと」の存在を浮かび上がらせ、KAAT2024年メインシーズンのシーズンタイトルである「某(なにがし)」を照らします。
今回のKAAT でのプロジェクトテーマは“記憶”。常に人間のからだを使い創作する山田うんと、常に人工生命について考える池上高志。手段は違うが、どちらも人とは何かを探る長い旅の途中。この2人が今回の寄港地、KAAT神奈川芸術劇場のホール内特設会場で“記憶”をテーマにスパークします。
二人が続けてきたこのプロジェクトを、KAAT神奈川芸術劇場で深化させ、より多くの皆さまと共に感じ考える観劇体験を実現します。はたして私たちは、AIやロボットと人とのアライメント(共存)により、明るい未来を手に入れることができるのでしょうか。もしかしたら私たちは、今まで誰も通ったことのない場所に行くことができるかもしれません。
なおこの取り組みに今回、音楽の高橋悠治氏が参加し、テーマである「記憶」を私たちに伝える一翼を担います。乞うご期待ください。
【客席イメージ図】
掲載情報
10/ 7 カンフェティ 山田うんさんインタビュー
キャスト・スタッフ
【構成・演出・振付】山田うん 【構成・演出・コンセプト】池上高志
【ダンス】川合ロン 飯森沙百合 黒田勇 猪俣グレイ玲奈 リエル・フィバック
【ピアノ】高橋悠治
【サウンド、エレクトロニクス】土井樹
【VR/ドローン/デバイス設計開発】Alternative Machine
コメント
山田うん
2022年からスタートした共同クリエイションで「人工知能(AI)」「 人工生命(ALife)」と「人間」の世界を作ろうと、トライ&エラー&ディスカッションを重ねてきました。生命とは? 感情とは? 痛みとは? 創作であり研究であり、池上さんとは常にたくさんの問いが生まれます。今回は「記憶」をテーマに高橋悠治さんに参加していただき、人間と機械の 生み出す音楽の風景にも挑戦し、衣装はアルゼンチンのデザイナー、マルティン・チュルバさんのお力を得ます。この秋、KAATで次なる一歩として、これまでより先に進んだものをご覧いただけるかと思います。
池上高志
2022年から2023年にロボットやAI、VRを使って山田うんさんと創作した作品がとても面白くて、研究で普段やっていることとは違い、人工知能を現実世界に降ろし、もっとAIやロボットの可能性を探究できると感じました。うんさんの身体表現や身体を使って世界を、動く空間をどう見ていくかということが、言葉だけに頼りがちなAIに欠如している部分を補えると考えられるので、その点に関しても、うんさんとの試みは非常に面白くなるだろうと期待しています。
プロフィール
構成・演出・振付:山田うん
Co.山田うん主宰 / ダンサー、振付家、演出家
器械体操、舞踏、バレエなどを学び、2002年ダンスカンパニーCo.山田うん設立。日本のコンテンポラリーダンスを牽引するダンスカンパニーとして常に話題作を発表し受賞歴多数。海外での活動も多い。近年は演劇の脚本、演出や東京2020オリンピックといった大規模イベントにも貢献。
構成・演出・コンセプト:池上高志 理学博⼠(物理学)
東京⼤学大学院広域システム科学系・教授。専⾨は複雑系の科学・ALife(人工生命)。2017年に、世界のあらゆるものに生命性をインストールするオルタナティヴ・マシンを創業。著作に、「動きが生命を作る」(⻘⼟社 2007年)、「人間と機械のあいだ」(石黒浩と共著、講談社、2016年)。
音楽:高橋悠治
作曲家・ピアニスト
柴田南雄,小倉朗に作曲を学ぶ。1963年から1966年までヨーロッパで暮しヤニス・クセナキスに協力する。その後アメリカに渡り,ピアニストとして活動し,コンピューターを使って作曲する。1978-85年「水牛楽団」を組織してアジアの抵抗歌を演奏。2007年頃までコンピュータ音響による即興演奏,その後も和楽器と声のための作品を書く。最近では青柳いづみことのピアノ4手連弾、波多野睦美と栃尾克己とのグループ「風ぐるま」でピアノを弾く。
最近、坂本龍一との「長電話」が坂本図書から再刊された。
サウンド、エレクトロニクス:土井樹
兵庫県出身。人工生命の研究者、音楽家。
人工システムにおける主観的時間の生成、他者の経験を他者の経験として受け入れることをテーマに研究及び制作を行っている。主な展示に『MONAURALS』(WHITEHOUSE、東京、2023) 、『Revision of Shadows』(TALION GALLERY、東京、2021)。主な音楽作品に『Peeling Blue』(CD, 2017)。
https://cotofu.com/
ダンス:Co.山田うん
山田うん率いるダンスカンパニー。(2002年設⽴)ダンサー、振付家、演出家、俳優、モデルなど19名の新進気鋭パフォーマーが所属。
「ワン◆ピース」「結婚」などの話題作は欧州各地の国際フェスティバルに招聘公演として参加。
「季節のない街」では国内版とマレーシア版を誕⽣させるなど国際共同制作も行う。
また全国の学校や施設でのワークショップも積極的に展開。
社会性と芸術性のどちらに対しても⼒強い活動をしている。
2022年はミニマルミュージックの元祖、テリー・ライリーの1964年作曲「In C.」を使⽤した12⼈による群舞で、令和4年度(第77回)⽂化庁芸術祭賞舞踊部門関東参加公演の部優秀賞受賞。
https://www.unyamada-co.com/
VR/ドローン/デバイス設計開発:Alternative Machine(オルタナティヴ・マシン)
ALife (人工生命)の理論や技術をもとに展開する研究者集団。 2017年設立。「あらゆるものに生命性をインストールする」をミッションとして生命の持つ自律性や進化、集合知などをベースに次世代のAIとも言える生命的技術の研究開発、社会実装に挑戦している。多数の企業との共同プロジェクトを実施するとともに、アート活動も行なっている。
https://alternativemachine.co.jp
【STAFF】
音響:江澤千香子
照明:藤田雅彦
衣装:Martin Churba(マルティン・チュルバ)
舞台監督:齋藤亮介
スケジュール
10月18日(金) 19:00 トークゲスト:茂木健一郎(脳科学者)
10月19日(土) 14:00◎ トークゲスト:長塚圭史(KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督)
10月20日(日) 14:00 トークゲスト:坂部三樹郎(MIKIOSAKABE デザイナー)
開場は開演の30分前
◎=託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
トークゲスト詳細決定!(10/11更新)
各回、山田うん・池上高志に加え、上記のゲストをお迎えしてお届けします。
▼ゲストプロフィールはニュースページをご覧ください。
https://www.kaat.jp/news_detail/2609
本公演のチケット提示にて下記展覧会を無料でご鑑賞いただけます。(ご本人様1回限り、一般:1,000円) KAAT EXHIBITION 2024 南条嘉毅展|地中の渦 会期:2024/9/23(月・休)~10/20(日) ※火曜休場 ※会期中いつでも入場可能 |
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2024/8/29(木) ~ かながわメンバーズ入会はこちら一般:2024/9/1(日) |
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チケット料金 |
入場順整理番号つき自由席 (税込) メインシーズン〈2期〉 2作品を通してご覧いただけるセット券を発売!(1,500 円お得) <8月18日(日)発売> 『まだここ通ってない』(10/18~20) 『黙れ、子宮』(12/13~15)
※神奈川県民割引は、チケットかながわの電話・窓口・WEBにて8月29日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要住所確認) ※車椅子でご来場の方は、購入前にチケットかながわにお問い合わせください。 ※営利目的の転売禁止。※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。 |
チケット取扱い
チケットかながわ | |
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プレイガイド情報 |
■チケットぴあ https://pia.jp/t/kaat/ (Pコード:527-481) ■イープラス https://eplus.jp/kaat/ ■ローソンチケット https://l-tike.com/play/kaat/ (Lコード:32597) |
お得なチケット
シーズンチケット発売!
各作品の発売に先駆けて、最速でチケットをご購入いただける「シーズンチケット」を発売!
神奈川県民割引よりお得な特別割引料金でお買い求めいただけます。
<チケットかながわ 窓口・電話・WEBで取扱い(前売のみ・枚数限定)>
2期分以上ご購入:2025年度ラインアップ発表会にご招待(2025年春実施予定・応募者多数の場合抽選)
3期通してご購入:2024年度イヤーブック(年間上演作品をまとめた写真集)をプレゼント
■シーズンチケット<2期>
<8/18(日)発売>
【対象作品】
『まだここ通ってない』(10/18~20)
『黙れ、子宮』(12/13~15)
【チケット料金(一般のみ)】8,500円(1,500円お得)
■シーズンチケット<1期>【発売中】
【対象作品】『リア王の悲劇』(9/16~10/3)、『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』(対象公演日11/29~12/8)
【チケット料金(一般のみ)】13,700円(2,300円お得)
■シーズンチケット<3期>
【対象作品】『花と龍』(2025年2月)、『愛と正義』(2025年2月~3月)
※<3期>の詳細は決定次第お知らせいたします。
<ご来場の皆さまへのお願い>
ご来場前に必ず「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
※上演中・開演前・休憩中・終演後を問わず客席からの舞台撮影はご遠慮いただいております。
主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場
後援:アルゼンチン共和国大使館
お問い合わせ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)