KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『クリーン、スマート、テンポラリー』

メインシーズンテーマ「なぜ人は線を引くのか」テーマ作品

作:兼島拓也
演出:田中麻衣子
出演:蔵下穂波 関谷春子 中山求一郎 罍陽子 有川マコト あめくみちこ

  • 日時 2027/1/23(土)~2027/2/7(日)
  • 会場 中スタジオ
  • 料金 一般:6,500円 / 神奈川県民割引(在勤・在住):5,900円 / 障がい者割引:5,900円 / U24チケット(24歳以下):3,250円 / 高校生以下割引:1,000円 / シルバー割引(満65歳以上):6,000円
  • KAme
    先行
    2026/10/25(日)
  • 一般発売 2026/11/1(日)
  • お問い
    合わせ
    チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00、年末年始を除く)

公演情報

読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した『ライカムで待っとく』再演から三年 
兼島拓也作、田中麻衣子演出による待望の第二作 
 

沖縄在住の気鋭の劇作家・兼島拓也の書き下ろし、田中麻衣子の演出による『ライカムで待っとく』は、アメリカ占領下の沖縄で起こった1964年の米兵殺傷事件を基に書かれたノンフィクション「逆転」(伊佐千尋著、新潮社・岩波書店刊)に着想を得て、KAATのカイハツプロジェクトを通して丁寧なリサーチを重ねて創作され、2022年の初演時に、第30回読売演劇大賞優秀作品賞受賞、第26回鶴屋南北戯曲賞ノミネート、第67回岸田國士戯曲賞最終候補作選出などの高い評価を得ました。

さらに2024年5月に行った再創作による再演では、その社会性、同時代性、演劇性が改めて大きな話題を呼び、追加公演を行うほどの盛況で幕を閉じました。そして2027年の初め、満を持して両氏が再び協働し、今回は兼島のオリジナル戯曲にて創作に挑みます。

 

今作の舞台は神奈川県~2030年、架空の未来から見る、沖縄の姿

 

今作は、太平洋戦争末期の1945年6月~8月、旧日本軍が、沖縄の久米島で住民20名を「スパイ」とみなして殺害した住民虐殺事件(久米島事件)をモチーフのひとつにして描かれています。沖縄の久米島出身の二人の登場人物が、久米島事件の背景をもつ者として描かれることが重要な要素となっており、神奈川県K市の架空の人工島“房島”で物語が展開されます。

 

沖縄在住の兼島だからこそ伝えられる沖縄の姿。そして兼島が持つ独自の世界観。メタファーを多く含んだエピソードや寓話が時間と空間を行き交いつつ軽妙でユーモラスに描かれながら、そこには歴史の証言が深く根をはり、観る側に鋭い痛みを伴う現実を突き付けます。

 

沖縄を舞台にした前作『ライカムで待っとく』から、物語の舞台を神奈川へと移して、兼島の新作がどのように展開し、田中がいかに演出するのか、ご期待ください。 

キャスト・スタッフ

【作】兼島拓也         
【演出】田中麻衣子

 

【出演者】蔵下穂波 関谷春子 中山求一郎 罍陽子 有川マコト あめくみちこ  
 

コメント

兼島拓也

KAATと羽田の間を運ばれながら、バスの車窓から眺める工業地帯の景色に毎度うっとりしていました。機能的で合理的な塊が生い茂ったその人工島への興味が発芽して、舞台作品へと育ちつつあります。
私が製造された沖縄の島々は、あってほしいけどここにじゃない施設を格納するにはうってつけの、でもときどき非日常も提供してくれる、隔絶と解放を同時に実現する装置です。その装置の一部がこっそり、この埋立地のどこかに紛れていたら。そこから何かが芽生え、育ち、朽ち、腐敗することができたら。それが何かはわからないけど、そのプロセスそのものに面白みを見出せたら。そんな夢想に縋りながら、この戯曲を書きました。ぜひ観てください。
 

田中麻衣子  
『ライカムで待っとく』という作品をつくっている時は、今私たちが生きている現在へ命を繋いでくれた人たちのことを考え続けました。そして今回、これから先の人たちのことを考え続けているように思います。その作業は、予言書が作られる過程のようでもあり、誰かの予知夢を覗いているような感覚にもなるものでした。
どれが現実でどれが夢で、自分の記憶か別の人の記憶かも判断がつかなくなるようなものになると思います。まだ稽古は始まっていませんが、兼島さんの書く『クリーン、スマート、テンポラリー』は、必ず、何かを感じてもらえる作品になりますので、どうか、劇場に足をお運びください。お待ちしています。
 

プロフィール 

<作>

兼島拓也

1989年生まれ、沖縄県出身、在住。2013年に「チョコ泥棒」(脚本演出)を結成、琉球舞踊家との「玉どろぼう」にも参加。18年『Folklore』で第14回おきなわ文学賞シナリオ・戯曲部門一席。21年『ふしぎの国のハイサイ食堂』で第31回オーディオドラマ奨励賞入選。22年『ライカムで待っとく』で第30回読売演劇大賞優秀作品賞受賞、第26回鶴屋南北戯曲賞及び第67回岸田國士戯曲賞の最終候補。24年『刺青/TATTOOER』を日本と英国で上演。また同年、『花売の縁オン(ザ)ライン』が第69回岸田國士戯曲賞で最終候補となる。26年10月那覇文化芸術劇場なはーとにて『終わりの代わりに』(演出:栗山民也)を上演予定。

 

<演出>

田中麻衣子         
兵庫県宝塚市出身。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。新作や、国内外問わず近現代戯曲、ミュージカルなどの演出を担当する。主な演出作に、『キャプテン・アメイジング』『Shakespeare’s R&J』『ローズのジレンマ』『トミイのスカートからミシンが飛びだした話』『燃ゆる暗闇にて』『どうぶつ会議』『胎内』『罪と罰』『Le Nez』など。2014年度文化庁新進芸術家研修制度にてロンドンで研修。KAATで22年に演出を担当した『ライカムで待っとく』が第30回読売演劇大賞作品賞受賞。24年再演。

 

<出演>

蔵下穂波 
2002年小学校三年生の時に映画「ホテル・ハイビスカス」主役・美恵子役でスクリーン デビュー。主な出演作に、映画「さんかく山のマジルー~真夏の夜の夢」「ビリギャ ル」「サニー/32」、TV「あまちゃん」「光る君へ」など。近年は韓国語の能力を生か し、韓国映画「沖縄ブルーノート」「歴代級の彼女たち」、26年10月より舞台『星屑の町~忘却篇』の出演が控えている。兼島拓也作、田中麻衣子演出作品への出演は、『ライカムで待っとく』に次いで二作目。

 

関谷春子 
東京都出身。東宝ミュージカルアカデミー卒業後『青猫物語』でデビュー。出演作に『アメリカン・ドリーム』『不思議な国のエロス』『アメリカン・ラプソディ』『グッバイ・ガール』『ユーリン・タウン』など、ミュージカルを中心に商業演劇、小劇場などを問わず幅広く活動。 近年はライブ活動やループペダル(多重録音)を用いた演奏にも挑戦。五人の女優で「女優倶楽部」を結成するなど、ジャンルレスに表現活動を展開している。

 

中山求一郎 
1992年生まれ、埼玉県出身。 映画「恋人たち」のワークショップオーディションを受け、2015年に同作でデビュー。 近年の主な出演作として、映画「碁盤斬り」「茶飲友達」「あんのこと」、ドラマ「銀河の一票」「シナントロープ」、舞台『エンドゲーム』『勝手に唾が出てくる甘さ』『髪結いの亭主』など。

 

罍陽子 
1979年生まれ、埼玉県出身。劇団青年座を退団後は舞台をはじめ映像、吹替等、多方面で活躍。近年の主な出演作に、舞台『有頂天家族』『亀岩奇談』『誕生の日』、TV「GTO」「元科捜研の主婦」、吹替「The Recruit」「つよいぞ!のりものモンスター」「サイロ」「窓際のスパイ」、ラジオ「NISSANあ、安部礼司~beyond the average~」(安部優 役)など。

 

有川マコト 
1969年生まれ、東京都出身。93年「劇団 絶対王様」の旗揚げ公演に参加。ベタもシュールも喜劇も悲劇も何でもありのエンタテインメントをお届けする劇団で、看板俳優として全ての公演に出演し活躍してきた。抜群に安定感のある芝居、シリアスな役から超脱力なキャラクターまで、芝居の幅と掘り下げる奥行きには定評がある。近年の主な出演作に舞台『有頂天家族』『紅い落葉』『シッダールタ』、TV「サバ缶、宇宙へ行く」など。

 

あめくみちこ 
沖縄県出身。1983年、劇団東京ヴォードヴィルショーに入団。劇団活動以外にも外部公演、映画やドラマなど多彩な作品に出演している。近年の出演作に、舞台『ライカムで待っとく』『INTO THE WOODS』『浅草キッド』『セツアンの善人』『陽気な幽霊』『震度3』『39歳』、映画『夜明けまでバス停で』、テレビ『燕は戻ってこない』『警視庁強行班係・樋口顕』シリーズなど。2013年、『負傷者16人』『竜馬の妻とその夫と愛人』の演技により第20回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。

 

 

【STAFF】

美術: 稲田美智子   
音楽: 国広和毅  
照明: 齋藤茂男   
音響: 徳久礼子   
衣裳: 中島エリカ   
ヘアメイク: 谷口ユリエ   
演出助手: 山田朋佳   
舞台監督: 横沢紅太郎

スケジュール

1/23 24 25 26 27 28 29 30 31 2/1 2 3 4 5 6 7
土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日
  14:00
☆
休
演
  14:00
◎☆
  14:00
 
14:00
 
14:00
◎
休
演
休
演
14:00
 
14:00
 
14:00
♡E
14:00
◎E
14:00
E
17:00
 
  19:00
 
  19:00
 
               

 

開場は開演の30分前
 

◎=託児サービスあり 公演1週間前までに要予約・有料。対象日以外のご利用も下記までお問い合せください。
(ご予約・お問い合わせ:マザーズ 0120-788-222)

 

☆=アフタートーク
【登壇者】

1月24日(日)14:00 兼島拓也、田中麻衣子、長塚圭史
1月27日(水)14:00 蔵下穂波、関谷春子、中山求一郎、罍陽子、有川マコト、あめくみちこ
 

E=英語字幕あり(詳細は決まり次第公開いたします。)


♡=やさしい鑑賞会(詳細は決まり次第公開いたします。)
 

鑑賞サポート詳細・お申込み方法について

みえない・みえにくい、きこえない・きこえにくいなど、鑑賞に不安のある方のための鑑賞サポートです。

 

■事前申込が必要なサポート《数量限定》
・聴覚支援機器(オーラキャスト)あり(全公演対象)
・公演当日に劇場内でお読みいただける上演台本の事前貸出し(全公演対象)
➡お申し込みはこちら:https://krs.bz/kanagawaaf/m?f=2941
※受付期間:11月1日(日)10:00〜各公演日の一週間前まで【先着順】

■公演当日にご利用いただけるサポート 《一部先着順・数量限定》
・大きな音や高音を抑えるイヤーマフ・耳栓の貸出し
・照明のまぶしさをやわらげるサングラスの貸出し
・触れることで落ち着いたり集中することができるフィジェット・トイの貸出し
・拡大文字で作成した概要版のプログラムの配布(白地に黒文字、黒地に白文字の 2 種)
・筆談対応

 

〈鑑賞サポートの詳細〉

 https://social-inclusion.kanagawa-arts.or.jp/support/171
〈お問い合わせ〉

 社会連携ポータル課:メール renkei@kanagawa-af.org

 Fax 045-641-3184 電話 045-222-0553(平日10:00〜17:00/年末年始休業)

チケット

チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2026/10/25(日) ~

かながわメンバーズ入会はこちら

一般:2026/11/1(日)

チケット料金

全席指定(税込)

一般6,500円
神奈川県民割引(在住・在勤)神奈川県民割ロゴ5,900円
U24チケット(24歳以下)3,250円
高校生以下割引1,000円
シルバー割引(満65歳以上)6,000円
障がい者割引5,900円

 

※やさしい鑑賞会(2月5日(金)14:00)は全席自由席(チケットかながわにて取扱い)
※神奈川県民割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにてKAme先行より取扱い(前売のみ、枚数限定、要住所確認)
※障がい者、U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて一般発売より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)
※車椅子、ほじょ犬同伴でご来場の方は購入前にチケットかながわにお問い合わせください。 
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※営利目的の転売禁止。
※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。 
※開演後のご入場はお待ちいただき、指定席にご案内できない場合がございます。

チケット取扱い

チケットかながわ
チケットかながわでチケットを購入

電話で予約・購入

0570-015-415(受付時間:10:00~18:00)

プレイガイド情報

▼2月5日(金)14:00回<やさしい鑑賞会>のチケットはこちら

 

■チケットぴあ https://pia.jp/t/kaat/(Pコード:545-318)
■ローソンチケット https://l-tike.com/play/kaat/(Lコード:34496)

■イープラス https://eplus.jp/kaat/  

お得なチケット

KAATメインシーズンパスポート販売!<販売終了>

メインシーズン6作品を全てご鑑賞いただける「KAATメインシーズンパスポート」の販売を開始します!!

各作品のチケット発売日よりも前に、どこよりも早く、お得にチケットをお申込みいただけます。

 

【特別価格】38,400円(6,700円割引!)

【販売期間】2026/5/29(金)〜6/21(日)

【取扱い】チケットかながわWEBサイトにて販売 (枚数限定・先着順)

 

【対象作品】※日程は変更となる可能性がございます。

■KAAT×阿佐ヶ谷スパイダース 『ジャングル』(10/10〜11/1)
■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『蛙昇天』(10/24~11/8)

■KAAT DANCE SERIES 『Close Up -クローズ・アップ-』(11/28・29)

■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『ジャズ大名』(12/19〜12/29)

■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『スカイライト Skylight』(2027年1/20~1/31)

■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『クリーン、スマート、テンポラリー』(2027年1/23〜2/7)

 

>>KAATメインシーズンパスポート詳細


<ご来場の皆さまへのお願い>

ご来場前に必ず劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。

 

※上演中・開演前・休憩中・終演後を問わず客席からの舞台撮影はご遠慮いただいております。

 

主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

 

  • 季刊誌 神奈川芸術劇場 「KAAT PAPER」ページへ
  • KAATバーチャルツアーへ
  • 長塚圭史がお届けするウェブラジオRADIO KAAT
  • カイハツプロジェクト活動報告へ
  • KAAT神奈川芸術劇場でご観劇の皆様に横浜中華街のお得なサービスのご案内
  • 横浜中華街ウェブサイトへ
  • チケットかながわウェブサイトへ
  • ご支援のお願いウェブサイトへ
  • 神奈川芸術プレス WEB版ウェブサイトへ
  • マグネット・カルチャーウェブサイトへ
  • 共生共創事業ウェブサイトへ