ニュース
主催事業情報 2026/5/12 KAATアトリウム映像プロジェクト Vol.36|三沢厚彦・棚田康司
KAAT神奈川芸術劇場エントランスに広がるアトリウムに映し出される巨大映像。
5月12日(火)より三沢厚彦さんの映像作品《Pulse momentⅠ》《Pulse momentⅡ》、棚田康司さんの映像作品《無題 2026》《無題2 2026》を上映します。
三沢厚彦さん、棚田康司さんによる劇場初の彫刻展、KAAT EXHIBITION 2026 三沢厚彦・棚田康司「彫刻される劇場」(5月17日(日)~6月14日(日)開催)を同時開催します。
上映期間
2026年5月12日(火)-6月14日(日)
●会期中無休 10:00-18:00
●夜公演がある日は終演時刻まで上映
<観覧無料>
作品説明
三沢厚彦
《Pulse momentⅠ》2023 10:38
《Pulse momentⅡ》2023 09:08
.jpg)
2023年の千葉市美術館での個展『ANIMALS/Multi-dimensions』のために制作した初の映像作品。日常の中に潜む「Pulse moment(脈打つ瞬間)」を記録し、切り取り、構築した。映像は飛行機が空を横切っていくシーンから始まる。飛行機が動く時間軸の中で、廻る色、点滅するイルミネーションの光、クラゲの揺らめき、刻々と変化する波…。Pulse momentが現れては消え、連なっていく。現実とは異なる色に変化させたことで、日常の断片がまるで異なる時空の世界に見えてくる。
千葉市美術館では小さな映像であったが、今回KAATの大画面で見ることができ、また違う世界を楽しむことができるだろう。
棚田康司
《無題 2026》05:07
《無題2 2026》05:00

KAAT<中スタジオ>における初めての彫刻展示に合わせて、現実の世界からもうひとつの世界へ誘うような映像を集めて編集制作した。何かが降り立つような場所、何かが宿っているような場所、判別のつかない光、距離感が掴めない空、母からのメッセージ。途中、小さな鳥が横切ることで、現実世界と認識するシーンもある。愛犬が亡くなり魂が昇華した空で締めくくった。あの時、身体から出て行った白いモヤは何処へいったのだろう。
プロフィール
三沢 厚彦|MISAWA Atsuhiko
1961年京都府に生まれる。1989年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2000 年動物の姿を等身大で彫像した木彫作品「ANIMALS」シリーズを制作開始。同年より西村画廊(東京)で個展開催。2007-08年平塚市美術館など全国5館で巡回展。以後、各地の美術館で展覧会を多数開催。近年の個展に、2021年北九州市立美術館、2022年新潟県立近代美術館、2023年千葉市美術館、石神の丘美術館(岩手)、2024年新居浜市美術館、2025年文化フォーラム春日井など。主な受賞歴に、2001年第20回平櫛田中賞、2019年第41回中原悌二郎賞など。主な作品集に『ANIMALS NO.3』、『ANIMALS/Multi-dimensions』(共に求龍堂)、『動物の絵』(青幻舎)など。パブリック・コレクション多数。神奈川県在住。
棚田 康司|TANADA Koji
1968年兵庫県明石市生まれ。1993年東京造形大学造形学部美術学科Ⅱ類(彫刻)卒業。1995年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2001年文化庁芸術家在外研修員として7カ月ベルリンに滞在。2016年インドネシア・バンドゥンに2カ月、シンガポールに1カ月滞在制作。一貫して木彫に取り組み、日本古来の木彫技法である「一木造り」によって人間像を彫りつづけている。その作品は、大人と子ども、人間と自然、個人と社会の「あいだ」といった境界線に存在し、無限の広がりを感じさせる。
主な個展に「たちのぼる。」(練馬区立美術館/伊丹市立美術館2012-13年)、「O JUN×棚田康司 鬩(せめぐ)」(伊丹市立美術館、2017年)、「線上に幅を 空間に愛を」(井原市立平櫛田中美術館、2023年)など。2022年、第30回平櫛田中賞受賞。神奈川県在住。
▼KAATアトリウム映像プロジェクト上映作品一覧













