KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

「未練の幽霊と怪物」

ー『挫波』『敦賀』ー

2020年06月03日(水)~2020年06月24日(水) 

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作品情報

2020年の日本を射抜く、岡田利規版「夢幻能」
挫波(ザハ)』『敦賀(もんじゅ)』

2020年の初夏「あなたは、ザハ・ハディドを覚えていますか?」

 


社会とその歴史は、その犠牲者としての未練の幽霊と怪物を、ひっきりなしに生み出して来て、今だって生み出し続けています。

わたしたちはそれら幽霊や怪物のことを見ないこと忘れてしまうことを、その気になればできちゃうし、そのほうが快適な向きは確かにある。

でもそれらに、つまり直視しないこと忘却することに、抗うために、能という演劇形式が持つ構造を借りて、音楽劇を上演します。

岡田利規

 


作・演出:岡田利規

音楽監督・演奏:内橋和久

出演:森山未來、片桐はいり、栗原類、石橋静河、太田信吾/七尾旅人(謡手)

 

 

チラシダウンロードは以下のリンクから

【森山未來 ver.】  / 裏(共通)

 

 

【片桐はいり ver.】  / 裏(共通)

 

 

【栗原類 ver.】  / 裏(共通)

 

【石橋静河 ver.】  / 裏(共通)

 

【太田信吾 ver.】  / 裏(共通)

 

【七尾旅人 ver.】  / 裏(共通)


ザハ・ハディドシテにした演目『挫波(ザハ)
高速増殖炉「もんじゅ」
をめぐる演目『敦賀(もんじゅ)』

現代演劇の旗手として国際的に活躍、昨年12月にミュンヘンで初演された『The Vacuum Cleaner』が、ドイツ演劇の年間ベスト10を上演する「テアタートレッフェン2020」にも選出された劇作家・演出家の岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が、現存する世界最古の舞台芸術「能」に触発された新作を、日本の俳優たちと共に創作します。

The Vacuum Cleaner
テアタートレッフェン2020」(新型コロナウィルスの影響で開催中止となりました)

本作は、ドイツ公立劇場の名門、ミュンヘン・カンマーシュピーレの委託で創作、2017年2月に発表され、話題を呼んだ「NO THEATER」の日本版進化形でもあります。

構想中の演目は、ザハ・ハディドをシテにした『挫波』。
そして、高速増殖炉「もんじゅ」をめぐる『敦賀』。

今回の公演では、同作と同じく能の上演形式にのっとり、狂言に倣った幕間劇を挟む二つの演目を上演します。


挫波』―2012年に新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれ、日本でも一躍脚光を浴びた天才的な建築家「ザハ・ハディド」。後にその採用を白紙撤回され、その後程なく(2016年)没した彼女をシテに立ち上げる新作。
敦賀』―1985年の着工以来1兆円を超す巨額の資金が投じられながら一度も正式稼動することなく廃炉の道を辿る高速増殖炉「もんじゅ」。夢のエネルギー計画を実現するべく、希望を抱いて「もんじゅ」の設立・計画にかかわってきた人々の思いをモチーフに立ち上げる新作。

目に見えないもの、霊的な存在がその想いを語る「夢幻能」の構造を借り、岡田が現在に問うものはー
2020年初夏の日本に一石を投じる、話題必至のプロダクション!


ミュンヘン・カンマーシュピーレ委嘱作品「NO THEATER」進化版!

岡田利規が2017年2月ドイツ公立劇場の名門、ミュンヘン・カンマーシュピーレより委嘱され、同劇場のレパートリー作品として創作した「NO THEATER」。
ドイツ・ミュンヘンの地で、能の様式を用いて(六本木駅に現れるトレーダーの幽霊、都庁前駅にあらわれるフェミニズムの幽霊など)資本主義に飲み込まれている現代日本の姿をするどく描き出し、高く評価された。2018年には京都ロームシアターから招聘され日本での上演も果たした。
『NO THEATER』 劇評掲載:https://chelfitsch20th.net/articles/1793/

「未練の幽霊と怪物」はその試みを日本の俳優たちと共に引き継ぐ進化版ともいえるプロジェクト!


魅力的で個性的なアーティスト・出演者

作・演出には、従来の演劇の概念を覆すと評され、創作した作品は世界30都市以上で上演をかさねるなど国内外での活躍が目覚しい、作家・演出家・チェルフィッチュ主宰の岡田利規

音楽維新派の音楽監督に32年にわたって携わり、No Theaterを始め岡田のミュンヘン3部作の全ての音楽を手がけた内橋和久が担当。内橋は即興演奏家としての活動と並行してUASalyu細野晴臣カルメンマキ等と歌にも積極的に取り組んでいる。本作ではダクソフォン3重奏を軸に、能の囃子方の役を担う。

出演者には、個性的で才能あふれる俳優・アーティストが集った。
俳優、そしてダンサーとしても常にその活動が注目される森山未來をはじめ、無二の存在感を放つ片桐はいり、独自の個性で俳優としても活躍目覚しい栗原類、若手の実力派女優、ダンサーでもある石橋静河、チェルフィッチュ作品にも多数出演し、映画監督としても話題を集める太田信吾が名を連ねる。さらに、シンガー・ソングライターの七尾旅人が出演。
類まれな歌い手の七尾が、劇中ではをつとめ、内橋率いる演奏家とともに音楽劇としての能の根幹を担う


岡田利規(作・演出)
演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰

1973年横浜生まれ、熊本在住。従来の演劇の概念を覆す創作活動で、国内外から注目される。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHYAWARD 2005ー次代を担う振付家の発掘ー」最終選考会に出場。2007年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表、翌年第2回大江健三郎賞受賞。12年より岸田國士戯曲賞の審査員を務める。13年には初の演劇論集『遡行変形していくための演劇論』、14年には戯曲集『現在地』を河出書房新社より刊行。16年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品演出を4シーズンにわたって務める。18年8月にはタイの小説家、ウティット・へーマムーンの原作を舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』をバンコクにて発表、12月にフェスティバル・ドートンヌ(パリ)、2019年には東京で上演。読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞。KAATとは2011年の開館より関わりが深く、チェルフィッチュの5作品を上演、15・16年には自身初となるキッズプログラム『わかったさんのクッキー』を創作、全国13都市で上演した。

 

内橋和久(音楽監督・演奏)
ギタリスト、ダクソフォン奏者、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサー

大阪府生まれ、ベルリン在住。レーベル「イノセントレコード(旧前兵衛レコード)」主宰。インプロヴィゼーショントリオ/アルタードステイツ主宰。83年頃から即興を中心とした音楽に取り組み、様々な音楽家と共演。映像作品や演劇などの音楽も手が掛ける。劇団・維新派の音楽監督を主宰松本雄吉が亡くなるまで30年以上にわたり務める。維新派以外にも宮本亜門、河原雅彦などの作品の音楽、近年は岡田利規のミュンヘン・カンマーシュピーレでの3作品の作曲を手がける。音楽家同士の交流、切磋琢磨を促す「場」を積極的に作り出し、95年から即興ワークショップ「ニュー・ミュージック・アクション」を神戸で開始。その発展形の音楽祭、フェスティヴァル・ビヨンド・イノセンスを96年より2007年まで毎年開催。これらの活動と併行して歌に積極的に取り組み、UA、細野晴臣、くるり、七尾旅人、青葉市子とも活動。Salyuとはデュオユニット「ウッタギッタ」を14年に結成。また、02年から07年までNPOビヨンド・イノセンスを立ち上げ、オルタナティヴ・スペース、BRIDGEを運営。現在はベルリンと東京を拠点に活躍。ソロプロジェクト“FLECT”ではエレクトロハーモニクスの16セカンドディレイマシンとサステナーを内蔵したゴダンのギターを駆使して、ギターを超越したサウンドスケープを作り上げる。一方、自身自己のバンドでは、パワーと独創性に満ちたギター的アプローチで、インプロヴィゼーション(即興)とコンポジション(楽曲)の境界を消し去っていく。親友でもあるギタリスト/ハンス・ライヒェルの発明によるダクソフォンの演奏者。新楽器レゾナントハープギターを17年に考案、演奏活動を始める。

 

七尾旅人 (ななお たびと/シンガー・ソングライター)

1979生まれ。98年のデビュー以来これまで『911fantasia』『リトルメロディ』『兵士 A』『Stray Dogs』などの作品をリリースし『Rollin'Rollin'』『サーカスナイト』などがスマッシュヒット。自らのライブ、イベント出演のほか、即興演奏家としても全共演者と立て続けに即興対決を行う「百人組手」など特異なオーガナイズを行い、オルタナティブ・シーンに地殻変動を与え続ける。その他、ビートボクサー、聖歌隊、動物や昆虫を含むヴォーカリストのみのプロジェクトなど、独創的なアプローチで歌を追求する。開発に携わって来た配信システムDIYSTARSを使って【DIY HEARTS 東日本大震災義援金募集プロジェクト】や、世界中の貧困地域、紛争地域から作品を募り流通回路を開く【 D I Y W O R L D 】を開設 。http://www.tavito.net/
岡田利規とのクリエーションには初参加。演劇等、パフォーマンス作品には初の出演となる。
 


演奏 
内橋和久 筒井響子 吉本裕美子

スタッフ

美術:中山英之(建築家)
照明プラン:横原由祐
音響プラン:佐藤日出夫
音響オペレーター:稲住祐平
衣装:Tutia Schaad
衣装助手:藤谷香子(FAIFAI)
ヘアメイク:谷口ユリエ
演出助手:石内詠子
舞台監督:鈴木康郎
プロダクション・マネージャー:山本園子
技術監督 : 堀内真人

編集 :鈴木理映子
制作 :小田未希
プロデューサー: 小沼知子

宣伝美術:松本弦人

トレイラー映像:早川千絵

お問合せ(神奈川公演):チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)

企画製作・主催(神奈川公演):KAAT神奈川芸術劇場



<豊橋公演>

・日程:6月27日(土)13時、28日(日)13時
・会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
・主催:公益財団法人豊橋文化振興財団

<新潟公演>

・日程:7月1日(水)19時
・会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
・主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団

<兵庫公演>

・日程:7月4日(土)12時/17時、5日(日)13時
・会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
・主催:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

公演情報

公演期間

2020年06月03日(水)~2020年06月24日(水)

会場

大スタジオ

公演スケジュール

6/3(水) 19:00◎
6/4(木) 19:00
6/5(金) 休演
6/6(土) 13:00/18:00◆貸切
6/7(日) 13:00◎
6/8(月) 19:00
6/9(火) 19:00
6/10(水) 14:00◎/19:00
6/11(木) 19:00
6/12(金) 休演
6/13(土) 13:00/18:00◎
6/14(日) 13:00
6/15(月) 14:00
6/16(火) 14:00/19:00◎
6/17(水) 19:00
6/18(木) 19:00
6/19(金) 休演
6/20(土) 13:00◎/18:00
6/21(日) 13:00
6/22(月) 19:00
6/23(火) 19:00
6/24(水) 14:00

*開場は各開演の30分前

◆=イープラス貸切公演、下記イープラスでのみ取扱
◎=託児サービスのある回
要事前予約・有料
(マザーズ 0120-788-222)

休演日

6/5(金)・6/12(金)・6/19(金)

チケット購入

チケット発売日

・KAmeかながわメンバーズ:
 2020年03月14日(土)
  かながわメンバーズ(KAme)

・一般:2020年04月04日(土)

チケット料金

【全席指定・税込】
一般:6,500円
U24(24歳以下):3,250円
高校生以下割引:1,000円

※各種割引チケットはチケットかながわのみ取扱(前売のみ、枚数限定、要証明書)
※車椅子でご来場の場合は、事前にチケットかながわにお問合せください。
※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。託児サービスのある回をご利用ください。

チケット取り扱い

▼チケットぴあ   
http://pia.jp/t/kaat/
(PC・スマートフォン)
0570-02-9999(Pコード:500-907)

▼イープラス
http://eplus.jp/kaat/
(PC・スマートフォン)

▼ローソンチケット
http://l-tike.com/play/kaat
0570-000-407
(オペレーター対応10-18時)
(Lコード:31358)