マグカル・シアターin KAAT

趣向「THE GAME OF POLYAMORY LIFE」

  • 日時 2016/1/21(木)~2016/1/24(日)
  • 会場 大スタジオ
  • KAme
    先行
    2015/11/22(日) 予定枚数終了
  • 一般発売 2015/11/25(水) 予定枚数終了

マグカル・シアター in KAAT

趣向
『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』

 ザ ゲーム オブ ポリアモリー ライフ

 

戯曲:オノマリコ(趣向)
演出:桐山知也
監修:深海菊絵

 

◆出演
多賀麻美(青年団)
水野小論(ナイロン100℃)
辰巳蒼生
大内真智(劇団ACM)
松﨑義邦(東京デスロック)

 

『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』特設ページ
http://tgopl.tumblr.com/

 

プレトーク、ポストパフォーマンストーク決定!

★…プレトーク《1/22(金)15:00/19:30の回》
開場の15分前(14:15/18:45)より、劇場5Fロビーにて趣向主宰オノマリコによるプレトークを行ないます。

☆…終演後、ポストパフォーマンストーク《1/23(土)18:30の回》
【トークゲスト:中野成樹(演出家、中野成樹+フランケンズ主宰)】

 

『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』ダイジェスト映像公開

https://youtu.be/Vq_cF8HdAME

 

主催:マグカル・フェスティバル実行委員会
提携:KAAT 神奈川芸術劇場
企画製作:趣向

 

◆企画について

神奈川県立青少年センターで年間に実施している“マグカル・シアター”の中から一団体にKAAT神奈川芸術劇場での上演機会を提供する“マグカル・シアター in KAAT”。今年度は劇作家オノマリコのユニット“趣向”が選出されました。


趣向は今公演、演出家の桐山知也さんと、人類学者の深海菊絵さんをお招きして、「ポリアモリー(POLYAMORY)」に関する演劇づくりに挑戦します。
「ポリアモリー」とは、近年米国を中心に世界で展開している、同時に複数の人と合意のうえで愛の関係を築く生きかたのことです。

 「わたしには恋人が複数いる」
 「僕の妻には僕のほかに恋人がいる」
 「わたしたち夫婦には共通のすてきな恋人がいる」

だけどふつうに朝起きて、ごはんを食べて、着替えてトイレに行って、学校や会社や外の世界へ出かけていく。

 

今公演では、演出家の桐山さん、監修の深海さんの力をお借りして、「ポリアモリーの日常」を描きます。そして他者がどのように世界に触れているのか、それをいかに伝えることができるかという問いを、演劇でひろげていければと思います。


◆メッセージ 《趣向主宰・劇作家 オノマリコより》

愛する人は一人だけ、そういうものだと思って生きてきました。ですが二年半前に、深海菊絵さんと知り合い、ポリアモリーという言葉とぶつかりました。「愛に絶対というかたちはないのかもしれない」。深海さんに話を聞き、ポリアモリストが自身の恋人たちをとても気遣うこと、また複数の関係性だからこそ現れる美しい瞬間があることなどを知り、そう考えるようになりました。
愛のかたちは一種類じゃない。恋人のかたちも家族のかたちも、愛する人たちとの関係性によって創造的につくりだしていける。そう考えると気持ちがスッと楽になります。人生を誰とどういう風に生きるのか、そこにたくさんの可能性があって開かれている方が、生きていることを楽しめるように思えるのです。『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』。愛する人たちと生きていく人々を描きます。


◆プロフィール

趣向
2010 年、オノマリコの一人ユニットとして発足。世の中の「難しいこと」を「難しいからおもしろい」にしたいと考えている。
2015年1月『奇跡の年 ANNUS MIRABILIS』(KAAT 神奈川芸術劇場)、2月シアタートラムネクストジェネレーションvol.7 『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』と連続公演を行い注目を集める。神奈川を中心に活動を展開中。

 

 オノマリコ

神奈川県藤沢市出身。東京女子大学文理学部哲学科卒。海の近くで育つ。哲学と短歌を好み、演劇とは無縁の学生生活を過ごす。卒業後、詩の出版社に入社し、退社。その後、ぽつりぽつりと戯曲を書き始める。
2015年、建築物と女子学生たちの生きる姿を描いた『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』がシアタートラムネクストジェネレーションvol.7に選出。瑞々しく色彩豊かなセリフ、言葉で時空間を飛び越えようとする作風を特徴とする。近年は高校生との作品創作や、エスノグラフィーの演劇化等「劇作家が世界でできること」を考えつつ活動している。王子小劇場「佐藤佐吉賞2013」優秀脚本賞受賞。「長島確のつくりかた研究所」研究員。

 

 桐山知也

演出家。岐阜県生まれ。主な作品に『紙風船』『命を弄ぶ男ふたり』『ベニスの商人』(水戸芸術館ACM劇場)『ぼくらが非情の大河をくだる時 - 新宿薔薇戦争』(シアタートラム「日本語を読む」)『明日は天気』『闇の光明』(東京演劇集団風)『美しきものの伝説』(シアタープロジェクト静岡)『わが町』(次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)など。演出助手等として『スカパン』(串田和美演出)『マクベス』『サド侯爵夫人』(野村萬斎演出)『から騒ぎ』(蜷川幸雄演出)『春琴』(サイモン・マクバーニー演出)などの作品に参加。2010年、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として一年間ベルリンにて研修。

 

 深海菊絵

札幌生まれ、横浜育ち。現在、一橋大学大学院博士後期課程に在籍。専門は社会人類学。ポリアモリーの性愛倫理のつくりかたに関心を持ち、米国南カリフォルニアでフィールド調査をおこなってきた。
2015年6月、平凡社新書より『ポリアモリー 複数の愛を生きる』を刊行(http://www.heibonsha.co.jp/book/b198988.html)。「長島確のつくりかた研究所」研究員。

 

★深海菊絵さんとオノマリコは東京都とアーツカウンシル東京が主催するアートプロジェクト「長島確のつくりかた研究所」(http://howtomakelab.org)内の「エスノドラマ研究室」に所属しています。演劇を用いて、エスノグラフィーを観ること・聴くこと・演じること・体感すること等の可能性を探求する研究室です。現在扱っているテーマはポリアモリー。

 

◆STAFF
美術:中西紀恵
照明:横原由祐 
音響:鈴木三枝子
衣裳:富永美夏
舞台監督:藤田有紀彦
宣伝美術:秋澤一彰
宣伝写真:牧野智晃
広報:ホシマリ
演出助手:平田万里
協力:池上綾乃、佐々木啓成、ササキユーイチ
制作:趣向制作部、鈴木さやか(おちないリンゴ)、中村みなみ(マレビトの会)


【公演についてのお問い合わせ】

趣向(担当:中村)
Tel: 070-5462-9266(10:00〜19:00)
Mail: shukou2010@gmail.com
WEB: http://www.shukou.org/
Twitter: shukoushukou

スケジュール

1/21(木) 19:30 
1/22(金) ★15:00/★19:30
1/23(土) 14:00/18:30☆
1/24(日) 15:00

★…開演前にオノマリコによる作品解説を予定。詳細は後日WEBにて発表。

☆…終演後、ポストパフォーマンストーク

*受付開始は開演の60分前、客席開場は開演の30分前です。

チケット

当日券
各回開演1時間前より、5階大スタジオ受付にて整理券を配布。24日はシェアシートのみ販売。
チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2015/11/22(日) ~2015/11/24(火)

かながわメンバーズ入会はこちら

一般:2015/11/25(水)

チケット料金
・指定席 3,500円 ・シェアシート(自由席) 3,300円 ・U−23(19歳~23歳) 2,000円 ・U−18(18歳以下) 1,000円 *本公演は演出上、客席の形状・配置が通常のKAAT神奈川芸術劇場大スタジオとは異なります。 *指定席は背もたれのある椅子席、シェアシートは一部が背もたれのないベンチシートを予定しております。 シェアシートではより舞台に近いお席で臨場感のあるご観劇をお楽しみいただけます。 *U-23、U-18のチケットは、趣向での前売り券のみの販売になります。ご希望のお客様は趣向メールshukou2010@gmail.com に直接ご予約ください。