【速報！】KAAT初お目見得記念！
『竹本駒之助 レクチャー＆トーク』

今秋、KAAT初お目見得を予定している女流義太夫人間国宝の竹本駒之助師をむかえ、
KAAT舞台芸術講座・レクチャー＆トークをお送りいたします。

今年9月13日は、豊竹越前少掾（初代豊竹若太夫）の250回忌に当たります。1764（明和元）年死去。竹本義太夫（初代。竹本筑後掾）の門弟で、のちに独立して「豊竹座」を興したひと。義太夫節の太夫（語り手）の、「豊竹」姓は、このひとから始まります。
KAATでは、越前少掾250回忌のこの年に、その代表曲のひとつ『和田合戦女舞鶴』三段目の切「市若丸初陣の段」を、竹本駒之助師に語っていただくことといたしました。
なお竹本駒之助師は、昨年2012年「第61回神奈川文化賞」を受賞されました。このたびの公演は、受賞を記念して行われます。
解説「『和田合戦女舞鶴』と豊竹越前少掾について」今秋演奏の『和田合戦女舞鶴』三段目の切「市若丸初陣の段」の作品と、初演者・豊竹越前少掾（初代若太夫）についての解説。
講演「『和田合戦女舞鶴』を語るにあたって」今秋11月のKAAT初御目見得公演で『和田合戦女舞鶴』三段目の切「市若丸初陣」を語る意気込みをはじめ、これまでの修行や苦心談などを駒之助師に伺います。

[出演]
竹本駒之助（人間国宝）
神津武男（早稲田大学高等研究所 招聘研究員／早稲田大学演劇博物館 招聘研究員）

開演／14:00
※開場は開演の30分前