OrganWorks2025-2026『ショウメイコウ/ Show me a code -Physical side-』
パンデミックで変容した世界で起こっている「感性の消失」と「置き去りにされた身体」を「ショウメイコウ」と題した二部作で描く。香り、感覚、光をテーマにした、OrganWorksならではの鍛錬されたフィジカルと暗示的なフィクションが交差する作品。その前編をKAATで上演。後編は2026年1月に予定。
- 日時 2025/6/19(木)~2025/6/22(日)
- 会場 大スタジオ
- 料金 一般:4,000円 / U-24:3,500円 / 高校生以下:1,500円 ほか
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KAme
先行 2025/4/17(木) - 一般発売 2025/4/24(木)
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お問い
合わせ OrganWorks office@theorganworks.com 050-3152-1176 (10:00-20:00)
公演情報
パンデミックで変容した世界で起こっている「感性の消失」と「置き去りにされた身体」を描く、OrganWorks渾身の最新作。
時代の変化 コロナパンデミックから確実に変容が起こった世界
経済も、社会倫理も、紛争も変容した混乱の最中、感性が消失し混乱が世界に
しかし、唯一変化のなかったものは私たちの身体
取り残された身体が懸命に明日へ向かう
置き去りにされた感性が過去から問いかける
その香り、感覚、光をテーマに携えた作品集
OrganWorks渾身のフィジカルフィクションにて人の存在を問う
あらすじ
絵画を「ダンス的」と「演劇的」のふたつのアプローチで解析し、そのプロセスを経て残されるであろう「身体」を可視化する。舞台はアトリエとして設定され、ダンサーたちは絵具を用いて自身を描写しようとし、テープを用いて外部との癒着をしようとする。その営みはテオ・ヤンセンの作品のように、ダンサーからダンサーへ伝播し、繰り返し、変容をし続ける。
まるで美術館にいるかのような、観客に斬新な鑑賞体験をもたらすことだろう。
前編を2025年6月にKAATで上演。後編は2026年1月に予定。
キャスト・スタッフ
【作・演出・振付】平原慎太郎
【出演】
【Aキャスト】渡辺はるか 池上たっくん 町田妙子 中村駿 河村アズリ 森本圭治 AYUBO
【Bキャスト】タマラ 堀川千夏 平原慎太郎 小川莉伯 大森弥子 佐々木実紀 畠中真濃
プロフィール
<作・演出・振付>

平原慎太郎
振付・演出など舞台芸術における空間構成全般を創作する作家として活動。シアターカンパニー”OrganWorks”主宰。自作品の発表の他、中山晃子、冨安由真、前川知大、蓬莱竜太、David Langなど、他分野のアーティストとの交流も積極的に行う。ストリートダンス・バレエなどの舞踊メソッドを日本語の舞と踊りという解釈で捉え、内向的な意識下にあっても外に向かう身体を用いて、社会が抱える諸問題に連結した作品創作を目指す。
2013年文化庁新進気鋭芸術家海外研修派遣にてスペインに9ヶ月研修。
2015年小樽市文化奨励賞受賞。
2016年トヨタコレオグラフィーアワードにて次代を担う振付家賞、オーディエンス賞をW受賞。
2017年日本ダンスフォーラム、ダンスフォーラム賞受賞。
2021年TOKYO2020オリンピック開閉会式振付担当
2022年「浜辺のアインシュタイン」ミュージック・ペンクラブ現代音楽部門年度賞受賞。
<出演>

渡辺はるか
立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。在学中からOrganWorksに所属。柔軟で強靭な身体性を生かし、観ているものが予測不能のムーブメントを繰り出す。近年は『ねじまき鳥クロニクル』出演や、米津玄師 2025 TOUR / JUNKのダンサーとして参加するなど活動の場を広げている。

池上たっくん
兵庫県出身。16 歳から創作ダンスをきっかけに踊り始める。大阪体育大学卒業後は京都を拠点とし、2019 年からはOrganWorks に所属。2022年に同世代のダンサーと共に立ち上げたダンスカンパニー[BALA]や振付家・ダンサーとして活躍。独自の表現力と柔軟かつ爆発的な身体能力で踊る。

町田妙子
埼玉県出身。クラシックバレエを久保栄治・陽子に師事。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。これまでに青木尚哉、鈴木ユキオ、Carmen Wernerなど国内外多くの振付家の作品にダンサーとして出演。2013年より OrganWorksに所属。制作団体[オータムプロダクションズ]を仁田晶凱と運営し、公演やWSの企画制作を行う。

中村駿
振付家・コンテンポラリーダンサー。海外での作品発表・WS、学校・島・空港でのWS、商店街や競馬場でのパフォーマンス、音楽家や映像作家とのセッション、オペラ振付・出演、MV出演等幅広く活動している。横浜ダンスコレクションEX2014コンペティションII最優秀新人賞をはじめとし受賞歴多数。

河村アズリ
千葉県出身。3歳よりクラシックバレエを始め、2019年よりOrlando Ballet Schoolに留学。2022年よりNoism2に所属。金森穣などの作品に携わる。2024年8月よりフリーで活動。

森本圭治
富山県出身。大阪芸術大学卒業。大学時に演劇とクラシックバレエを専攻。大学卒業後にコンテンポラリーダンス、舞踏に触れる。2023年STspot横浜「ラボ20#23」に参加。また印刷会社のアシスタントも務める。

AYUBO
Jazz,Contemporary,HIPHOPなどの多様な身体の使い方を組み込んだスタイルで、主に舞台,メディア出演、代講クラス等の教え、振付アシスタントなど多方面で活動中。最近はより身体を深めるべくさらに修行中。

堀川千夏
北海道出身。幼少よりクラシックバレエを始め、13歳でコンテンポラリーダンスに出会う。現在はOrganWorksに所属する他、同世代と共に立ち上げたダンスカンパニー[BALA]と
しても活動する。クラシックバレエを基礎とし、伸びやかでしなやか且つダイナミックな動きを得意とする。

タマラ
東京都出身。7歳からダンスを始め、これまで松田尚子、熊谷拓明、柴一平、皆川まゆむ、大植真太郎等の作品に出演。没入しつつ全体を捉えた身体表現を追求している。イギリスのTrinity Laban Conservatoire留学。SAI Dance Festival優秀作品賞受賞。

小川莉伯
千葉県出身。僧侶兼ダンサーとして活動中。contemporary や jazz dance で舞台、イベント、CM、MV 等に出演。主な出演作に、米津玄師 2025 TOUR /JUNK 国内・アジア公演ダンサー出演、2024 年舞台「千と千尋の神隠し」アンサンブル国内公演出演等。

佐々木実紀
東京都出身。6歳よりクラシックバレエを今間千佳子らに師事。⻘山学院女子短期大学子ども学科在学中にコンテンポラリーダンスと出会う。関かおりPUNCTUMUNで研鑽を積み、現在は多様な振付家や演出家の作品に国内外で参加。お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。

大森弥子
北海道出身。20 歳でコンテンポラリーダンスに出会う。フィリップ・グラス「浜辺のアインシュタイン」など国内の様々なダンス作品、演劇、オペラに出演。2023 年「全国合同バレエの夕べ」にて北海道支部の振付を担当する等、体を発見する喜びを軸に、道内 6 箇所でワークショップ等を行う。

畠中真濃
東京都出身。お茶の水女子大学舞踊教育学コース卒業。近年の作品の出演を通し、小㞍健太や藤村港平、田中熊、島地保武などのムーブメントリサーチや創作の手法に影響を受ける。現在は、想像がぶつかる表面としての身体に関心をもち、自身の創作活動も始める。2020年よりDance Base Yokohamaのレジデンスダンサーとして登録。
OrganWorks https://theorganworks.com/
【STAFF】
音楽:景井雅之
舞台監督:筒井昭善
照明:久津美太地
音響:牛川紀政
衣装:柿野彩
映像収録:yixtape
広報デザイン:平原慎太郎
広報映像:内田実莉亜
制作:OrganWorks 合同会社レイヨンヴェール
スケジュール
6月19日(木) 19:00【 Aキャスト】
6月20日(金) 19:00 【Bキャスト】
6月21日(土) 14:00 【Aキャスト】◎ 17:00【Bキャスト】 ★
6月22日(日) 12:00 【Bキャスト】 15:00【 Aキャスト】 ●
◎ 託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)。
★ 終演後にアフターワークショップを開催(有料)
● 終演後にアフタートークを開催(無料)。
開場は開演の30分前
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2025/4/17(木) ~ 一般:2025/4/24(木) |
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チケット料金 |
全席自由・整理番号つき(税込)
※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
チケット取扱い
チケットかながわ | |
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プレイガイド情報 |
■Peatix https://code-ph.peatix.com |
関連企画
◇ブレスト vol.8
異ジャンルの第一線で活躍される方々をゲストに迎え、OrganWorksメンバーと語り合うライブトーク企画。
【日時】
4月13日(日)17:00〜18:30 田中希、神村結花(ともにDance Base Yokohama)、町田妙子(OrganWorks)
4月20日(日)17:00〜18:30 佐藤夏生(スノーボーダー)、渡辺はるか
【会場】 Dance Base Yokohama (横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階)
【料金】 入場無料(ワンドリンクオーダー制)
【お申し込み】Dance Base Yokohama
◇オープンリハーサル
ダンスを学ぶ学生やダンスを深く理解したい方のために、リハーサルを公開いたします。本作品の創作過程を公開し、OrganWorksの創作プロセスに触れ創作の裏側を見ることで感性を刺激し、観劇体験を一層深めることを目指します。
【日時】 2025年6月1日(日) 13:00-15:00
【会場】Dance Base Yokohama
【料金】 一般 ¥1,000 学生 無料(限定25名)
[お申込み方法]
以下のGoogleフォームからお申し込みください
OrganWorks2025-26「ショウメイコウ/Show me a code -Physical side-」オープンリハーサル予約フォーム
https://docs.google.com/forms/
[お問合せ] office@theorganworks.com
◇アフターワークショップ
終演後に舞台美術の中、公演でOrganWorksが使用したメソッドを用いたWSを行います。作品の為の身体を是非体感下さい。
【日時】2025年6月21日(土) 17:00の回終演後(45分間を予定)
【会場】 KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
【料金】観劇チケットあり ¥1,000 / 観劇チケットなし ¥3,000 / 学生 無料(限定20名)
以下のGoogleフォームからお申し込みください
アフターワークショップ予約フォーム
https://docs.google.com/forms/
【お問合せ】 office@theorganworks.com
<ご来場の皆さまへのお願い>
ご観劇の前に「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
企画・製作・主催:株式会社クラネオ
提携:KAAT神奈川芸術劇場
助成:令和7年度 神奈川県マグカル展開促進補助金
レジデンス協力:Dance Base Yokohama
協力:G-Screw Dance Labo 株式会社ラツカ
制作:OrganWorks 合同会社レイヨンヴェール
お問合せ:OrganWorks mail:office@theorganworks.com tel:050-3152-1176 (10:00-20:00)