2018年度「共生共創事業」人材育成講座

2018年度「共生共創事業」人材育成講座
第二回 「障がい者と舞台芸術」(1)
 

~これまでの展開と現在の動向について~劇場、表現者、支援機関の立場から~

  • 日時 2018/8/23(木)16:00 開演(14:00 開場)
  • 会場 アトリエ

神奈川県では、今秋より障がいや年齢などにかかわらず、子どもから大人まですべての人が「ともに生きる」「ともに創る」社会の実現をテーマとした新たな文化芸術の事業に取り組みます。

事業に先駆け、7月より「ともに創る」人材の育成のための講座をスタートしましたが、第2回・第3回は「障がい者と舞台芸術」をテーマとした講座を開催します。
障がい者とともに舞台芸術を創造していく際のバックグラウンドを学びます。


第二回 「障がい者と舞台芸術」(1)
~これまでの展開と現在の動向について~劇場、表現者、支援機関の立場から~

日時:2018年8月23日(木) 14時~16時
会 場:KAAT神奈川芸術劇場 <アトリエ>
講師:佐野晶子(共生社会のための舞台芸術アドバイザー)
   廣川麻子(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)

【対象】
文化施設の従事者、福祉・高齢者の文化活動の従事者、その他インクルーシブな活動に興味をお持ちの方
定員 30名

※手話通訳、要約筆記、アクセスサポートなどのご希望があれば2週間前までにご相談下さい。

【申込方法】
件名に 「人材育成講座申し込み(8月)」、本文に以下の必要事項をご記入いただき、FAXまたはメールにてお送りください。
メール宛先:kyoso@kanagawa-af.org(@を半角に置き換えてください)
FAX:045-681-1691

 【必要事項】
①氏名(フリガナ)
② ご住所(都道府県名)
③ 連絡先電話番号 ④ FAX番号/メールアドレス
((kyoso@kanagawa-af.org のメルアドが受け取れるようにしてください)
⑤ご希望の連絡方法
⑥アクセスサポート等のご要望(あれば)
 

【締切】2018年8月16日(木)※定員になり次第、締め切ります 

 

【内容】

日本における障害者の舞台芸術活動は、1980年代に「日本ろう者劇団」「デフ・パペットシアターひとみ」「劇団態変」といった団体が発足したことで、障害者自身が表現主体となる実践が始まりました。1990年代はインクルーシブ・ダンスの指導者招聘や海外カンパニーの招聘公演などを契機に、障害者の身体性を活かしたダンス・パフォーマンスが盛んになります。さらに2000年代には、明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアート・オンステージ」に象徴されるように、表現は多様化し、「障害とは何か」を世に問う活動も増えています。2020年を前に、これまで以上に障害者のパフォーミング・アーツが注目されるいま、劇場やアーティスト、支援機関はどのような理念や目的の下に、この領域に関わるのでしょうか。施しでも感動でもない、社会に新しい価値を生み出す触媒としての「障がい者と舞台芸術」について、ともに考えます。

【講師】
佐野晶子(さのしょうこ) 共生社会のための舞台芸術アドバイザー
2012年度~2017年度、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)の初代プログラムオフィサーとして、助成プログラム(演劇分野・芸術文化による社会支援助成)の制度設計及び審査に従事。また「障害とパフォーミング・アーツ研究会」を立ち上げ、助成対象団体22団体のネットワーキングと情報交換、企画開発を手がけた。2018年度より共生社会のための舞台芸術アドバイザー、都立総合芸術高校アートマネジメント講師、桐朋学園芸術短期大学リカレント講座講師等を務める。

廣川麻子(ひろかわあさこ)特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長
1994年日本ろう者劇団入団。2009年9月から1年間ダスキン障害者リーダー育成海外派遣事業第29期生として英国Graeae Theatre Companyにて研修。2012年12月観劇支援団体シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)設立。平成27年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(シンポジウム「より良い観劇システムの構築に向けて、今できること」ほかの活動)。2016年12月第14回読売福祉文化賞(一般部門)をTA-netとして受賞。文化庁文化審議会第15期(2017年度)文化政策部会舞台芸術ワーキンググループ専門委員。


主催:神奈川県
企画製作:KAAT神奈川芸術劇場、公益財団法人神奈川芸術文化財団

【お問い合わせ】
KAAT神奈川芸術劇場 制作課 地域・国際グループ
TEL. 045-306-6811 FAX.045-681-1691
MAIL: kyoso@kanagawa-af.org

 

 

<共生共創事業 人材育成講座 今後の予定>
次回以降は会場が異なります。
詳細は公式サイト kyosei-kyoso.jp にて公開します。

第三回 9月 「障がい者と舞台芸術」(2) 会場:象の鼻パーク
第四回 10月 「高齢者と舞台芸術」 会場:県民共済みらいホール
                              以降随時開催予定

 

    

 

スケジュール

第二回 「障がい者と舞台芸術」(1)
 
2018年8月23日(木) 14時~16時

チケット

チケット料金
参加費:無料(先着順・要事前予約)