こどもとおとなのオペラプロジェクト
『エマと青いバク』
『ペレグリンと大きな魚』
イタリア・ミラノのブレラ絵画館(美術館)で生まれたこどものオペラをもとに、日本人キャストと神奈川のこどもたちの力で新たに生まれ変わる"日伊合作"の特別なこどもオペラです
作:ジェームズ・M.ブラッドバーン
音楽:ブルース・アドルフ
演出:井田邦明
- 日時 2025/8/16(土)~2025/8/17(日)
- 会場 大スタジオ
- 料金 一般:7,000円 / 高校生以下:5,000円
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KAme
先行 2025/5/31(土) - 一般発売 2025/6/6(金)
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お問い
合わせ Kazan office. mail@kazan-office.com
当日券情報
各公演、前売り券販売終了後に残席がある場合のみ、開演の60分前から、5階大スタジオ当日券売り場にて販売いたします。
<上演時間:約2時間(休憩20分)>
※高校生以下チケット購入の方は公演当日、学生証をご提示ください。
<関連企画>
8/15(金) オープニングセレモニー×KIDS RUNWAY開催!
こどもとおとなのオペラプロジェクト 2025『ペレグリンと大きな魚』
こどもとおとなのオペラプロジェクト 2025『エマと青いバク』・『ペレグリンと大きな魚』 メイキング
演出家 井田邦明 インタビュー
指揮者 高木 耀子 インタビュー
【エマ役】小林 沙羅インタビュー
【バク役】大山 大輔インタビュー
【母親役】林 眞暎 インタビュー
【ヴィブラフォン】三村 奈々恵 インタビュー
【チェンバロ】岩下 真麻 インタビュー
【ピアノ】 江澤 隆行 インタビュー
公演情報
イタリア・ミラノのブレラ絵画館(美術館)で生まれたこどものオペラを、
日本人キャストと神奈川のこどもたちで新たに創作!
2025年8月、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて、こどもから大人まで楽しめる新しいオペラが誕生します。この作品は、イタリア・ミラノのブレラ絵画館(美術館)が制作したこども向けオペラをもとに、日本人キャストと神奈川のこどもたちによって再創造される“日伊合作”の舞台です。
演出を手がけるのは、ミラノを拠点に活躍する井田邦明。作曲は、ニューヨーク・リンカーンセンターのこども向け音楽プロジェクトにも携わるブルース・アドルフが担当。チェンバロ、ハープ、マリンバ、ビブラホーンといった、普段なかなか耳にしない楽器による生演奏が、こどもたちの想像力と感性を豊かに育みます。
物語は、かつてブレラ絵画館(美術館)の館長を務めたジェームズ・M.ブラッドバーンが、日本滞在中に出会った“夢を食べるバク”にインスピレーションを受けて書き下ろしたもの。舞台美術や身体表現、音楽、言葉が一体となったステージは、観るだけではなく“感じて、考えて、参加する”アート体験として、こどもたちに貴重な学びと発見を届けます。
さらに今回は、イタリアで制作されたオペラシネマ『ペレグリンと大きな魚』の映像上映も同時に行います。人形劇として生まれたこの作品は、内気で冒険が苦手な少年ペレグリンが、不思議な島で成長していく心あたたまる物語。ジークムント・フロイトの姪、トム・シードマン=フロイトが約100年前に描いた幻想的な挿絵にインスパイアされ、繊細で美しい映像世界が広がります。
舞台と映像、二つのオペラ作品を通じて、こどもたちは芸術の楽しさと奥深さにふれることができるでしょう。ご家族そろって、KAATで特別な夏のひとときをお楽しみください。
あらすじ
◼︎こどもオペラ『エマと青いバク』
夢を食べると言われる東洋の幻獣「獏(ばく)」と女の子の物語。気が強く自分のやり方を曲げない8歳の女の子エマは、なかなか友達ができない。しかしある日、夢の中で青い獏(ばく)と出会った。どうやら漠は、エマの楽しい夢を食べているらしい。悪夢より、楽しくて素敵な夢の方が美味しいのだ。はじめは戸惑うエマだったが、漠と触れ合ったいくうちに彼の純粋さに心を通じ合わせていく。そして夢を見ることの大切さ、友達の大切さに気づく。
◼︎オペラシネマ『ペレグリンと大きな魚』
内気で冒険が嫌いな少年ペレグリンの物語。ある日、彼が飼っていた赤い魚が大きくなり、不思議な島に連れて行かれてしまう。そこは、豊かな作物が実り明るい人々が暮らす、ユートピアのような島だった。ペレグリンはその島で暮らすうちに、そこが大好きになったが、なぜだか心の奥底にさみしさが募ってきて…。
キャスト・スタッフ
【作】ジェームズ・M.ブラッドバーン
【音楽】ブルース・アドルフ
【演出】井田邦明
指揮:高木耀子
【出演】
エマ:小林沙羅
バク:大山大輔
母親:林眞暎
友人たち:小林ほなみ・野村光凛・西浦七瑠・水越陽香
音楽:三村奈々恵 田中桂一郎 岩下真麻 黒岩妃奈乃 江澤隆行
プロフィール
<作>ジェームズ・M.ブラッドバーン(James M. Bradburne)
建築家、デザイナー、博物館学者。世界各地で、展示会や博覧会のパビリオンや学術センターを設計し、また美術展のプロジェクトを手がける。カナダとイギリスで学び、ロンドンのAAスクールを卒業。アムステルダム大学で博物館学の博士号を取得。最近20年は、ユネスコ、各国政府、民間財団、様々な美術館・博物館の委託を受け、展覧会や研究プロジェクト、会議などを実現させている。2006年から2015年3月まで、ストロッツィ宮財団ジェネラル・ディレクター。2015年より2024年までブレラ絵画館(美術館)およびブレラ国立図書館ジェネラル・ディレクターを務めた。
<音楽>ブルース・アドルフ(Bruce Adolph)
作曲家・作家・ピアニスト。ヨーヨー・マ、イツァーク・パールマン、ジョシュア・ベルなど、世界的な演奏家や、シカゴ室内楽団、リンカーン・センター室内楽協会、メトロポリタン美術館での展覧会をはじめとする多くの団体のために音楽を作曲。現在はリンカーン・センター室内楽協会。1992年より「ファミリー・コンサート」のディレクター兼レジデント講師を務め、子どもや家族向けの音楽教育プログラムを展開。
<演出>井田邦明(Ida Kuniaki)
演出家・演劇教育者。世界各国の劇場、美術館で演劇、オペラの演出を行う。 1973年 桐朋学園短期大学芸術学部演劇科卒業。「安部公房スタジオ」を経てフランス パリ「ジャック・ルコック演劇学校」卒業後、イタリア ミラノで活動開始。オペラ「蝶々夫人」藤原歌劇団創立60周年記念作品)・ヴェルディ「ファルスタッフ」(二期会創立50周年記念作品)/ オペラベリーニ「清教徒」(韓国・国立劇場)・演劇 安部公房「棒になった男」(日伊フェスティバル)/ 演劇 モリエール「ドン・ジュアン」(リスボン・国立ドナアンナⅡ世劇場)/ オペラ・ブレヒト「七つの大罪」(日生劇場35周年記念作品) 1978年 ミラノ・アルセナーレ劇場設立。1991年 井田邦明国際演劇学校をミラノに開校。現在もヨーロッパの劇場を中心に演出を行っている。
【スタッフ】
翻訳:向坂くじら
舞台美術:佐貫巧
音響:オフィスマズルカ
制作協力:熊谷薫
スペシャルアドバイザー:土屋広次郎
HP・SNS:塚田ひろみ
プロデューサ ー:市川喜愛瑠
スケジュール
8月15日(金) 【関連企画】オープニングセレモニー×KIDS RUNWAY
8月16日(土) 13:00開演 ◎ / 17:30開演
8月17日(日) 14:00開演
開場は開演の30分前
◎=託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
<上演時間:約2時間(休憩20分)>
オープニングセレモニー×KIDS RUNWAY詳細
チケット
当日券 |
各公演、前売り券販売終了後に残席がある場合のみ、開演の60分前から、5階大スタジオ当日券売り場にて販売いたします。
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チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2025/5/31(土) ~ 一般:2025/6/6(金) |
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チケット料金 |
全席自由席(税込)
※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。 ※営利目的の転売禁止。 ※高校生以下チケット購入の方は公演当日、学生証をご提示ください。 |
関連企画
15日はセレモニーイベント、アトリウムではモデルの前田 一翠によるKIDS RUNWAYを開催!
詳細はこちらをご覧ください。
<ご来場の皆さまへのお願い>
ご観劇の前に「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
※上演中・開演前・休憩中・終演後を問わず客席からの舞台撮影はご遠慮いただいております
協力・協賛:MUSIC BIRD / 面木悠梨子 / NPO法人NAGOMI MIND / KAAT 神奈川芸術劇場 / 横浜市 磯子区民文化センター 杉田劇場 / ジャパ ン・アーツ / KAJIMOTO / merachi / 土屋友紀 / 一般社団法人 アジアみらい文化交流協会 /アトリエウロン / あーとすたじお源
主催:こどもとおとなのオペラプロジェクト2025実行委員会
お問い合わせ:Kazan office. mail:mail@kazan-office.com