KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

「ゴドーを待ちながら」

2019年06月12日(水)~2019年06月23日(日) 

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作品情報

去りゆく平成。始まる令和。
男たちはいつから待っていたのか。そして、これからも待ち続けるのか・・・
不条理劇の不朽の名作、ついに上演!

日韓共同製作作品『가모메 カルメギ』に於いて韓国で最も権威のある東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞するなど、海外からの注目も集める多田淳之介がベケットの名作に挑戦します。

年代の異なる2バージョンにて交互に上演!

主人公のウラジミールとエストラゴンを、60歳代の昭和・平成ver.と30歳代の令和ver.の2バージョンにて交互に上演。年代の異なる2組が、同じ舞台装置のなかで、同じ台詞を語る・・・ゴドーを待ち続けた昭和・平成バージョン、これからも待つであろう令和バージョンの違いをお楽しみください。

不条理な現代に「待つ」ことについて問う!

瞬時に連絡が取れる現代では、「待つ」ことが無駄な行為のように思われつつあります。ただ、ゴドーを待つ二人。不条理劇の名作が喜劇と思える現代に、多田淳之介が切り込みます!

 

原作:サミュエル・ベケット 

翻訳:岡室美奈子 (白水社「新訳ベケット戯曲全集1」) 

演出:多田淳之介

著作権代理:(株)フランス著作権事務所

 

出演:

大高洋夫  小宮孝泰 【昭和・平成ver.】  

茂山千之丞  渡部豪太 【令和ver.】  

永井秀樹  猪股俊明  木村風太

 

 


【プロフィール】

多田淳之介(ただ じゅんのすけ)/演出家・東京デスロック主宰

1976 年生まれ。神奈川県出身。演出家。東京デスロック主宰。
古典、現代戯曲、ダンス、パフォーマンス作品まで幅広く手がけ、現代・現在にフォーカスし、言葉・身体・時間・観客との関係も取り込みアクチュアルに作品を立ち上げる。国内各地で演劇を専門としない人との創作、ワーク
ショップも積極的に行い、演劇の持つ対話力・協働力を広く伝える。韓国、東南アジアとの海外共同製作も多数。2014 年韓国の第50 回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。2010 年キラリふじみ芸術監督に公立劇場演劇部門の芸術監督として国内史上最年少で就任、2019 年3 月まで3 期9 年にわたり務める。四国学院大学、女子美術大学非常勤講師。APAF アジア舞台芸術人材育成部門ディレクター、東京芸術祭プランニングチームメンバー。
主な演出作に『ハッピーな日々』『再生』『亡国の三人姉妹』『가모메カルメギ』『奴婢訓』『ROMEO
& JULIET』など。

 

<演出家より>

 今回のテーマは「日本」そして「世界」です。

 サミュエル・ベケットの戯曲は一切の改変が許されず、戯曲に書かれている以外の演出、例えば音楽を流したりもできません。しかし、実際戯曲を上演してみると、それがベケットの戯曲を一番良く見せるのだということがわかります。もしかしたら、ベケット本人が書いたフランス語で上演されるのが一番良いのかもしれません。しかし、私たちは日本語で上演します。当然描くべきは今の日本で暮らす人にとって「ゴドーを待つ」とは何なのか?幸運なことに上演における出演者の性別は指定されていますが、年齢は指定されていません。

 今回はメインキャストの年齢が60代の[昭和・平成ver.]と、30代の[令和ver.]を上演します。世代の違う2バージョンを上演すること、そして日本特有の世界の区切り方である元号を冠するのは、時代が変わるタイミング(日本限定で)というだけでなく、日本人は今まで何を待っていたのか、これから何を待つのかという、極めてドメスティックな、日本が執われてきた、執われていくものの象徴としての意味合いもあります。

 アジア極東の不思議な島国ニッポンで、世界の名作戯曲によって日本人とは何か?をまず問いたい、そしてそれが人間とは何か?世界とは何か?というベケット含め世の芸術が問い続けている命題につながると信じています。それが翻訳戯曲上演の意義なのではないかと、この島国で芸術活動をする希望なのだと思っています。


■出演者のコメントが届きました!(5/23更新)※順次更新していきます!

■出演 大高洋夫 コメント

鴻上尚史と僕は麻雀がしたかった。1人は確保、もう1人は・・・満場一致で早稲田大学演劇研究会の一期先輩で、現KAAT神奈川芸術劇場・芸術監督の白井晃さんに狙いを定め即電話。不在だった。失意のどん底、鴻上と二人で喫茶店。喋ることもなくなり沈黙に耐えきれず、ついと出た僕の言葉「そろそろ俺たち劇団作んない?」鴻上の糸のような目が三倍くらいに開いた。第三舞台旗揚げ公演『朝日のような夕日をつれて』は『ゴドーを待ちながら』をベースにした作品。あれから 38 年、念願本丸ウラジミール。もしあの時白井さんと楽しく麻雀していたら第三舞台も『朝日~』もそしてこの舞台もなかったかと思うとゾッとする。白井さんのあの日の不在に心から感謝している。

 

■出演 小宮孝泰 コメント

最初に今回の戯曲を読んだとき、これは訳が新しいんだろうなと感じたんです。そのとおりでした。難解なものを想像していたら、意外ととっつきやすいんですよ。掛け合いのテンポもいまっぽい。あと、あきらかにコミカルだったり、ふざけてたり。そこを難しく解釈することも可能なんでしょうけど、でももっと真に受けてふざけていいんだろうなと思いました。それでいて、詩的に響くところはちゃんとグッとくる。だから僕としては、何かをわかろうとしたり、役を作り込むよりは、もっと等身大に近いカタチで臨みたいところ。さすがに60歳過ぎてますから、キャリアの中からあの手この手と使える手も自然と出てくるでしょうし。親しみやすいゴドーになる……のかな? そこは本番あけてのお楽しみで。

 

 

【掲載情報】

ぴあニュース/渡部豪太さん インタビュー

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190419-00000000-pia-ent


【スタッフ】 (*KAAT神奈川芸術劇場スタッフ)

美術  乘峯雅寛

照明  岩城 保

音響    徳久礼子*

衣装コーディネート 藤谷香子

演出助手  岩澤哲野

舞台監督    小金井伸一*

プロダクション・マネージャー  堀内真人*

制作   本郷麻衣

プロデューサー  澤藤 歩* 

制作統括 横山 歩*

 

企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場

助成:文化庁文化芸術振興費補助金

 (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

  独立行政法人日本芸術文化振興会

 

公演情報

公演期間

2019年06月12日(水)~2019年06月23日(日)

会場

大スタジオ

公演スケジュール

6.12(水) SH 19:00
6.13(木) R 19:00
6.14(金) 休演日  
6.15(土) SH 13:00 R 18:00
6.16(日) R 13:00★ SH 18:00
6.17(月) R 14:00  
6.18(火) SH 14:00 R 19:00
6.19(水) 休演日  
6.20(木) SH 14:00 R 19:00
6.21(金) R 14:00 SH 19:00
6.22(土) R 13:00 SH 18:00
6.23(日) SH 13:00  

SH…昭和・平成ver
R…令和ver

※受付開始・当日券販売は開演45分前。
開場は開演30分前。
★の回には託児サービスあり。
(公演1週間前までに要予約・有料。マザーズTEL0120-788-222)

休演日

6.14(金)
6.19(水)

チケット購入

チケット発売日

・KAmeかながわメンバーズ:
 2019年04月13日(土) ~2019年04月19日(金)
  かながわメンバーズ(KAme)

・一般:2019年04月20日(土)

チケット料金

*入場整理番号付き自由席
一般:5,000円
2バージョンセット券:9,000円
シルバー割引 4,500円 (満65歳以上)
U24チケット 2,500円 (24歳以下)
高校生以下割引 1,000円(高校生以下)

※U24、高校生以下、シルバー割引は、
 4/20よりチケットかながわの電話・窓口で取扱い(前売のみ、枚数限定)
※2バージョンセット券は、
 4/13よりチケットかながわで取扱い(前売のみ・枚数限定)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※営利目的の転売禁止。
※車椅子でご来場予定のお客様は、事前にチケットかながわ0570-015-415(10:00〜18:00)までお問合せ下さい。

チケット取り扱い

▽ローソンチケット 
http://l-tike.com/play/kaat/
0570-084-003(Lコード:35151)

▽演劇最強論-ing
http://www.engekisaikyoron.net/
(各種手数料無料)

▽チケットぴあ   
http://pia.jp/t/kaat/(PC・スマートフォン)
0570-02-9999(Pコード:494-071)

▽イープラス
http://eplus.jp/kaat/(PC・スマートフォン)