音で観るダンスのワークインプログレス
CREATIVE AUDIO DESCRIPTION
ワークショップ1

  • 日時 2017/7/19(水)~2017/7/20(木) 10:30 開演
  • 会場 大スタジオ
視覚に障害のある人たちが芸術を楽しむために、音により視覚情報を補助する「音声ガイド」。最近では携帯電話で音声ガイドを聴きながら映画を観るなど、使われ方が広がっています。音声ガイドは、視覚情報を音で置き換えることで、鑑賞する人の頭の中にさまざまなイメージを浮かび上がらせる手法です。そんな音声ガイドをダンスという身体表現につけるとしたら、どんなものが生まれるでしょうか。それは、より多くの人が身体表現を楽しめるようになる状況をつくるだけでなく、視覚の有無を超えて、ダンスの新しい見方にもつながるのではないか、というのが今回の試みです。
まずは音声ガイドとは何か、それを舞台芸術に応用するとしたらどうなるかをさまざまな実践者から学びながら、最終的には音声ガイドを取り込んだダンスのワークインプログレスを発表します。

 

≪ワークショップ1 −イギリスの事例から−≫
ロンドンパラリンピックの前から障害者が主体となった活動が続けられてきたイギリスの舞台芸術の分野では、音声ガイドが幅広く使われています。第一回目は第一線で活躍する専門家をお呼びし、音声ガイドの制作ノウハウを紹介しながら、実際に音声ガイドを作ってみます。
 

【講 師】
ルイーズ・フライヤー、ゾーイ・パーティントン


【プロフィール】
ルイーズ・フライヤー
1993年にナショナルシアターが音声ガイドを始めた頃から音声ガイドに携わる。BBCの音声ガイドサービスや映画、ミュージアムやギャラリーのガイドの開発まで幅広く活躍している。VocalEyesと共に、イギリス国内のダンスやオペラ含む舞台芸術のガイドを行う他、国内外で講義も行う。著書に「An Introduction to Audio Description: A Practical Guide」(2016年)。

ゾーイ・パーティントン(アクセスコンサルタント)
自らも視覚障害を持ちながら1994年から音声ガイドの開発に携わる。2012年にはロンドン五輪に伴う文化プログラムの一環で「Shifting Perspectives」を執筆、2016年リオ五輪に向けたトレーニングにも携わる。2017年にはテート・モダンで「Ways of Seeing」という音声ガイドに関するプロジェクトを行うなど、国内外のプロジェクトを多数手がける。


【参加方法】
6/17(土)10:00より、メールにて受付いたします。(1通につき1名まで。)
※7/12(水)締め切り
oubo@kanagawa-af.orgに件名を「音声ガイド申し込み」として以下をご記入の上、お送りください。
1.氏名(フリガナ)
2.年齢
3.性別
4.メールアドレス(oubo@kanagawa-af.orgからのメールを受信できるように設定ください)
5.電話番号(携帯番号でも可)
6.住所(市区町村まで)
7.応募理由

※定員になり次第、締切させていただきます。
※個人情報は本事業に関するご連絡および今後の催事のご案内以外には使用いたしません。

申込は締切ました。

※この後、2回のワークショップと研究会、成果発表を予定しています。詳細は当ウェブサイトにてお知らせします。


主催:KAAT神奈川芸術劇場
助成:一般財団法人地域創造
支援:平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業  

スケジュール

7.19(水)10:30~17:30
7.20(木)10:30~17:30

チケット

チケット料金
無料:(日英逐次通訳付き) 定員:20名(応募多数の場合は抽選・要事前予約)