KAAT舞台技術講座2017
「劇場に潜む危険を学ぶ」
「舞台技術者の国際協働 vol.2」

  • 日時 2017/1/12(木)~2017/1/14(土)
  • 会場 ホール

PROGRAM A「劇場に潜む危険を学ぶ」

◆1月13日(金)13:30-17:00
A-1「公演制作現場の救急対応」

【講師】
岸麗華
((有)トライワークス/アスレティックトレーナー, L.S.F.A. Safety Provider、鍼灸あん摩マッサージ師)
田口真理恵
((有)トライワークス/アスレティックトレーナー, 日赤救急法救急員、鍼灸師)
小曽根史代
( NPO法人 芸術家のくすり箱 理事・事務局長)

舞台装置の段差で足を踏み外し、歩けない!
ダンサー同士がぶつかって動けない!
誤って工具で手を切ってしまい、大量の出血!
脚立から落ちて転倒し、意識がない!

こういった緊急事態と常に隣り合わせの、公演現場あるいは創作の場において、舞台技術者や制作者、私たち劇場人が知っておかなければいけないことはなんでしょう?考えておかなければいけないことはなんでしょうか?もし、救急車を呼ぶ事態が発生したときに、私たちはどう行動すればよいのでしょうか?「芸術家のヘルスケア」について啓蒙活動を続けているNPO法人『芸術家のくすり箱』の皆さんに、公演制作現場における救急対応について学び、また広く「劇場人のヘルスケア」について考えていきたいと思います。


◆1月14日(土)10:00-17:00​
A-2「見えない電気を正しく扱う」

【講師】
西森琢己
( I・C・Cインターナショナル(株))

電気/電源に関する知識は、劇場における各分野にわたり、デザインの的確な実現と安全の確保には欠かせません。ごく基礎的な理解で多くの電気事故は防ぐことができます。しかしあまりに電気が身近すぎるゆえ、かえって「今さら聞けない」と思っている事柄もありませんか?電源機材のエキスパートであるI・C・Cインターナショナル(株)の西森琢己氏に、基礎知識と機器の運用について学びます。

 

PROGRAM B 「舞台技術者の国際協働 vol.2」

◆1月12日(木)13:00-17:00
第一部「 舞台技術者の国際協働を考える / テクニカルライダーで伝えること」


【パネリスト】
西尾祥子
((株)システマ/プロデューサー、国際コーディネーター、青年団/国際担当)
村松厚志
(SPAC創作・技術部主任))
堀内真人
(KAAT技術監督))

第二部「 How to 国際貨物運送」

【講師】
ケイライン ロジスティックス株式会社 プロジェクト部 イベント課

近年増え続ける国際共同製作や海外公演、招聘公演。大掛かりで商業的な公演のみならず、先鋭的な作品においても、海外との接点を持つ機会が増えてきています。そうした国際協働の現場で、舞台技術者は、どのようにその役割を果たしていくことができるのでしょうか。第一部では、多様な国際協働において、どのようなコミュニケーションが必要とされるのか、その課題と可能性について、「テクニカルライダー」というツールをめぐって、考えていきます。第二部では、招聘公演や海外公演を行う際に必ず直面する海外貨物輸送について、紐解きます。長年パフォーミングアーツに
関わる国際貨物運送を手がけているケイライン ロジスティックス株式会社の皆さんに、国際貨物運送の仕組み、必要な準備作業、留意点、トラブルの事例などを学んでいきます。国際協働に関わる、また関心のある舞台技術者、制作者の参加を広く募ります。
 




【対象】
舞台技術スタッフとして活動されている方(所属問わず)
劇場・実演団体等の管理運営業務・企画制作等の職務にある方

【参加費】
各日 1,000円/当日会場で現金にて申し受けます。

【定員】
各講座とも80名/定員になり次第締め切ります。


【申込み方法】
各日それぞれ募集します。先着順にて受付けます。(FAXまたはメールで、下記必要事項をお送りください。)
・FAX 045-633-6529 
・メールの場合:oubo@kanagawa-af.org (件名に 舞台技術講座応募 とお書きください)

【必要事項】
① 氏名 (フリガナ) ② 勤務先・学校名  ③ 職種・専攻  ④ 連絡先電話番号とメールアドレス ⑤ 参加希望日
⑥ 舞台技術の経験の詳細もしくは現在の職務、参加理由

※お預かりした情報は本事業以外の目的で使用しません。
※チラシのダウンロードはこちらから

スケジュール

◆1月13日(金)13:30-17:00
A-1「公演制作現場の救急対応」

◆1月14日(土)10:00-17:00​
A-2「見えない電気を正しく扱う」


◆1月12日(木)13:00-17:00
第一部「 舞台技術者の国際協働を考える / テクニカルライダーで伝えること」
第二部「 How to 国際貨物運送」