KAAT神奈川芸術劇場プロデュース  

『恐るべき子供たち』

2019年05月18日(土)~2019年06月02日(日) 

Bookmark and Share

作品情報

「春のめざめ」&「恐るべき子供たち」 連続上演製作発表記者会見レポート(2月21日更新)

https://www.kaat.jp/news_detail?id=1278


KAAT芸術監督・白井晃が手掛ける“近現代戯曲シリーズ”最新作。
『春のめざめ』再演に続き、同じく思春期の‘生’と‘性’をテーマにした本作を連続上演!

(左から 南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大

KAAT神奈川芸術劇場芸術監督・白井晃が就任以来取り組んでいる、近現代戯曲を現代視点で蘇らせるシリーズ。2019年度は、2作品連続上演という新たな挑戦をいたします。まず4月~5月に、2017年にストレートプレイでの斬新な演出で話題となった『春のめざめ』を、新メンバーを加え、再演いたします。その直後、5月中旬より、同シリーズ最新作として上演するのが、本作『恐るべき子供たち』です。

演出・白井晃×上演台本・ノゾエ征爾の初タッグにより、ジャン・コクトー原作の中編小説を舞台化。

『恐るべき子供たち』は、『春のめざめ』同様、思春期の少年・少女を主人公に、1929年に上梓した、フランスの詩人・小説家・劇作家 ジャン・コクトーの中編小説で、コクトーの代表作の1つ。小説だけでなく、詩、映画、批評などあらゆるジャンルの文学に精通しているコクトーの作品の中でも、古典文学の悲劇を思わせるという点で最もコクトーらしい作品とも言われています。

本作では、劇作家・演出家・俳優として活躍するノゾエ征爾が戯曲化を手がけます。ノゾエは、2012年に『○○トアル風景』により第56回岸田國士戯曲賞を受賞し、自身が主宰する劇団「はえぎわ」での作・演出のほか、舞台、映画、テレビドラマなどでの俳優としての出演など、様々なジャンルで活躍する俳優・劇作家・演出家です。今回が初顔合わせとなる白井晃×ノゾエ征爾が、それぞれ初めて挑むジャン・コクトーの世界にご期待ください。

南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大の出演で描く、
愛情と憎悪、そして嫉妬に満ちた、思春期の姉弟の歪んだ関係。

外界を知らずに成長し、弟との“王国”を守ろうとし続ける姉・エリザベート役には、2012年にピューリッツァー賞を受賞した『WATER BY THE SPOONFUL』や、1月に上演された『罪と罰』での演技で脚光を浴びた南沢奈央また、姉のエリザベートと共に幼稚で享楽的な価値観のまま成長していく弟のポールには、映画・テレビドラマで幅広い役柄を演じカメレオン俳優とも呼ばれる柾木玲弥、さらに、物語の語り部的役割を担うポールの友人・ジェラール役で、自身初のストレートプレイ出演となる松岡広大といった、今後の活躍が期待される注目の若手俳優の二人の出演が決定しました。

 

【原作】 ジャン・コクトー 
[コクトー 中条省平・中条志穂:訳「恐るべき子供たち」/光文社古典新訳文庫)
【上演台本】 ノゾエ征爾 
【演出】 白井晃

【出演】 南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大 ほか


【『恐るべき子供たち』あらすじ】

美しくも残忍で傲慢な姉エリザベートと、青白い肌の美しい弟ポール。二人の母は病身でわがまま、父は姿を消している。ある日、ポールの学校で同級生たちが雪合戦をしていると、ポールが憧れるダルジュロスという男子生徒の投げた雪の玉がポールに命中。ポールは雪を赤く染めて倒れてしまう。ポールの友人・ジェラールはダルジュロスの投げた雪の玉に石が入っていたと主張するが、ポールは投げたダルジュロスをかばう。その怪我が原因で、ポールは学校に通うことが出来なくなり、家で自由気ままな日々を送るようになる。

やがて、病気の母が亡くなり、母の介護をしてきたエリザベートはモデルとして働き始め、そこで知り合ったアガートという娘を時折家に呼ぶようになる。彼女はポールが憧れていたダルジェロスにそっくりだった。密かにアガートに思いを募らせるポールだったが、姉に悟られたくないポールは、あえて彼女を邪険に扱う。やがて、婚約者に死なれたエリザベートが夫の莫大な遺産を継ぐと、エリザベート、ポール、ジェラール、アガートの4人の奇妙な生活が始まる。


 

企画製作・主催 KAAT神奈川芸術劇場
著作権代理 (株)フランス著作権事務所
ジャン・コクトー委員会会長 ユーグ・シャンボノ氏提供

公演情報

公演期間

2019年05月18日(土)~2019年06月02日(日)

会場

大スタジオ

チケット購入

チケット取り扱い

チケット発売:3月上旬予定