KAAT キッズ・プログラム 2021

「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」

  • 日時 2021/7/12(月)~2021/7/19(月)
  • 会場 大スタジオ
  • 料金 おとな3,500円/こども(4歳~高校生)1,000円
  • KAme
    先行
    2021/5/22(土)
  • 一般発売 2021/5/29(土)

公演情報

公演日程は こちらから

 

【当日券情報】
開演の30分前から、5階大スタジオ当日券売場にて販売いたします。
<上演時間:約70分(休憩なし)>
※ご購入者名及び連絡先をお伺いいたします。予めご了承ください。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。

☆ワークショップについて☆
※各公演・開演1時間前~1階アトリウムにてお面づくり体験を開催しております。
※各公演・開演前に客席にて簡単なダンスのレッスンがございます。
お時間に余裕を持ってご来場ください。


テクテク、 新しい世界に行ってみよう。
ウキウキ、そこには何があるんだろう。
ワクワク、そこでは誰と会えるんだろう。
ドキドキ、からだが勝手に踊り出す!

 

さぁ、KAATでいっしょにマナツノ ボウケンにでかけよう!

 

コンテンポラリーダンスの新たな表現に挑戦し続ける北村明子と、
現代美術家の大小島真木がタッグを組んだワクワクするダンス作品!

 

見て、感じて、おとなもこどもも楽しめる
KAATの夏休みの世界へみなさまをご案内します。

―――

今年のKAATキッズ・プログラムは「夏休み」をテーマに、振付家・北村明子演出による新作ダンス公演をお届けします。

振付の北村明子は2018年に、KAAT DANCE SERIES『土の脈』を上演。インドの作曲家や、カンボジア・インドネシアのダンサーなど文化の異なるアーティストとの作品創作を通じ、言語以前の人間の根底にある記憶を呼び起こすような表現に成功しました。感受性の豊かなこどもたちに北村明子の言語を超えた身体表現で訴えかけます。
また、舞台美術には、自然と生き物をモチーフに身体や生命について訴えかける作品を数多く手がけてきた若手の現代美術家・大小島真木を迎え、こどもたちの様々なイメージを沸き起こさせる舞台美術を作り上げます。

北村明子が構築する身体表現と世界観に、大小島真木の若手ならではのエネルギッシュな美術視点を加え、視覚と体感によってKAATの夏休みの世界へとこどもたちを誘います。

 

振付・演出:北村明子
美術:大小島真木

 

出演:柴一平 清家悠圭 岡村樹 黒須育海 井田亜彩実 永井直也

 

 

各公演の開演前にワークショップを開催!

-------------------------------------------------------------

【いっしょにへんしん!お面づくり体験】7/6更新

『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』では、公演の中でお面をつけて一緒に踊るシーンがあります。

自分だけのお面をつくって、いっしょに踊ろう!

場所:KAAT 1階アトリウム

受付時間:各公演 開演1時間前〜30分前まで

所要時間:15分程度

■4種類のお面からひとつ選んで、お面についてくるイラストから好きなパーツを切り抜いて貼り付けよう!

ハサミ・セロテープのご用意はございます。※使いやすいハサミがあったら、お持ちください!

※客席にもすぐつけられる簡易的なお面のご用意がございます。

 

じっくり作りたい場合は事前におうちでつくってきてもOK!

お面の台紙、パーツ用のイラストをダウンロードしてください。<台紙パーツ
台紙とパーツ用のイラストは4種類ずつあります。お好きなものを印刷してください。
※台紙は厚めの紙に印刷するのをおすすめします。

つくりかたPDFダウンロードはこちら

 ☆お面の写真をInstagramに投稿してみませんか?☆
#ククノチお面」を付けて投稿してください。
KAAT公式Instagramにてリポスト・大小島さんよりコメントが届くかも!
(リポストやメンションを控えてほしい場合はその旨記載してください。)
 

-------------------------------------------------------------

【いっしょにおどろう!5分間ダンスレッスン】7/11更新

開演前、客席にてダンサーがダンスの振付をお教えします。
公演中に、みんなで踊るシーンがあります!
ダンサーといっしょに踊ってみよう!

※事前のご案内は開演15分前でしたが開演の5分前から行います。
 ご了承の程、宜しくお願い致します。

 

ダンスの振り付け動画を公開しました!
おうちでも楽しめるダンスレッスンの動画をご用意しました。

ぜひ踊ってみてください♪
 

-------------------------------------------------------------

 

★特典のお知らせ★

-------------------------------------------------------------
こども券ご購入のみなさまに
もれなく特製バッチをプレゼント!
ご観劇当日に会場にてお渡し致します。
-------------------------------------------------------------

 

【あらすじ】

夏休み、子どもたちは大好きだったおばあちゃんに会いに、とある公園からボウケンに出かけると、森の精霊たちの導きによってククノチと出会う。ククノチとは、日本神話に登場する木の神様のこと。
子どもたちは様々なボウケンを経て、自然や祖先などの関わりを学び、現代に戻ってゆく・・・。


振付・演出家コメント
夏休みというテーマから湧いてきたイメージは死者を迎える儀礼である「お盆」です。
死者・自然・生命・・・日本の豊かな文化が脈々と伝えてきた死生観をめぐり、時空を超える想像力の冒険体験が身体の躍動をもって子どもたちに語りかけるような、ファンタジックな表現をお送りします。
そして、移動に制限が掛かっている今、「精神の旅」とも言える、私たちと祖先との繋がりを改めて考えていきたいと思っています。都市にいながらにして、お盆という昔ながらの儀礼に乗って、異世界に冒険に出ること、自然に触れること・死者が語りかけてくることが、子どもたちにとって新しい世界の始まりになるような、そんな体験ができる作品を目指します。自然の中にある身体ってなんだろう、自分の存在とはなんだろう・・・この問いかけを、作品を通じて子どもたちと発見していきたいと思います。

北村明子


美術家コメント

日本には四季があるということを、海外を旅するとあらためて自覚させられます。

 

たとえばインドネシアのような常夏の国にいると、季節という概念自体を忘れてしまいそうになります。日本では夏になると怪談話が盛り上がりますが、確かに思ってみると常夏のジャングルにいると、生きとし生けるものとともに死の国の精霊たちもまた、そこに住まっているような感覚になる時があります。これは極寒の地ではなかなか感じられません(寒い地域にはまた違う神秘があります)。多分、夏がもたらす生の光の強さが、死の影をも濃くしているのではないかなと想像します。

 

今回の舞台美術において意識したのは、一つの舞台上で生の世界と死の世界を行き来できる空間を作るということです。実はその二つの世界はそんなにパキっとは分かれていないのかもしれません。それこそ私たちの身体の中にも実は生と死が常に裏表になって存在しているのかもしれない。そんなことを皆さんと一緒に想像してみたいと思っています。

大小島真木


【プロフィール】

振付・演出:北村明子
バレエ、ストリートダンス、インドネシア武術を学び、大学院在学中の1994年ダンス・カンパニー、レニ・バッソを創設。1995年文化庁派遣在外研修員としてベルリンに留学。帰国後、独自の振付方法である「グリッド・システム」を実践。ダンスと光、リズム、映像が交錯し展開する作品スタイルを確立する。2001年代表作『finks』を発表。世界60都市以上で上演され、モントリオールHOUR紙の2005年ベストダンス作品賞を受賞。2010年よりソロ活動として、リサーチとクリエイションを行う国際共同制作プロジェクトを展開。2018年に発表した『土の脈』は、第13回日本ダンスフォーラム大賞を受賞。2020年よりアイルランド~中央アジア~日本を越境する プロジェクトをスタート。

 

 

美術:大小島真木

1987年東京生まれ。2011年女子美術大学大学院修士課程修了。2009年トーキョーワンダーウォール賞、2014年VOCA奨励賞受賞。2017年にはアニエス・ベー主宰による海洋調査船タラ号のプロジェクトに参加。主な個展に「骨、身体の中の固形の海。- 植物が石化する。」(HARUKAITO、東京)、「鯨の目」(パリ・アクアリウム、フランス、2019)「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(第一生命ギャラリー、東京、2015)など。公開制作「万物の眠り、大地の血管」(府中市美術館、2018)。グループ展に、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「いのち耕す場所」(青森県立美術館,2019)瀬戸内国際芸術祭・粟島に参加。

 


【初日コメント掲載!】7/14

北村明子[振付・演出] 初日コメント

私にとっては初めてのキッズプログラムへの挑戦。今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした。今回は、ご来場いただく皆さんと一緒に踊る時間も私にとっては最大の楽しみとなっています。ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います!ぜひ私たちと一緒に踊りに来てください!


【舞台写真掲載!】7/14 撮影:大洞博靖

 


【稽古場写真到着!】6/25 撮影:大洞博靖

 


 

【掲載情報】

4/30 ローチケ演劇宣言! 公演紹介

4/30 SPICE 公演情報

5/1 ステージナタリー 公演紹介

5/1 ぴあニュース 公演紹介

5/10 トウキョウダンスマガジン 公演紹介

7/2 創造都市横浜 記事「近場でも楽しみがたくさん!横浜、夏のおやこアートイベント(前編)

7/2 しんぶん赤旗 北村明子さんインタビュー

7/4 しんぶん赤旗 公演情報

7/5 ステージナタリー PR記事「北村明子さんインタビュー・プレシーズンプレイバック
7/6 SPICE 記事「北村明子(振付・演出)、大小島真木(美術)よりコメント&稽古場写真が到着

7/7 神奈川新聞 北村明子さんインタビュー

7/12 ローチケ演劇宣言!稽古場レポート

7/12 ステージナタリー 開幕ニュース

7/12 SPICE 開幕ニュース

7/13 SPICE 北村明子(振付・演出)×大小島真木(美術)インタビュー
7/17 朝日新聞デジタル 大小島真木さんインタビュー

8/4 神奈川新聞 舞台評

9/27 舞台評


【客席イメージ図】

隣席と適度な間隔を空けた座席配置にて販売いたします

<ご来場の皆さまへのお願い>

KAAT神奈川芸術劇場では新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し主催公演を実施します。ご来場前に必ず、劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。

 

【STAFF】
振付・演出:北村明子
美術   :大小島真木
音楽   :横山裕章
照明   :髙田政義
音響   :星野大輔
衣裳   :池田木綿子
演出助手 :福岡聡
舞台監督 :川口眞人

 

企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場
後援:神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会

お問合せ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00) 

スケジュール

 

7.12(月) 17:30
7.13(火) 19:00
7.14(水) 17:30
7.15(木) 休演
7.16(金) 14:00◎
7.17(土) 11:00

7.17(土) 16:00◎
7.18(日) 11:00◎

7.18(日) 16:00
7.19(月) 14:00◎

 

開場は開演の30分前

◎=託児サービスあり 公演一週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)

※誠に恐れ入りますが感染症拡大防止の観点より、お祝い花(ロビー花・楽屋花)、プレゼント、お手紙など差し入れは辞退申し上げます。

 

休演日

7.15(木) 

チケット

チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2021/5/22(土) ~2021/5/28(金)

かながわメンバーズ入会はこちら

一般:2021/5/29(土)

チケット料金

全席指定(税込)
おとな3,500円/こども(4歳~高校生)1,000円

 

【チケット発売日】

KAmeかながわメンバーズ先行発売:5/22(土)~5/28(土)

一般発売:5/29(日)~

 

 

※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。

※3歳以下のお子様はご入場いただけません。

※営利目的の転売禁止。