KAATについて

「3つのつくる」をテーマとする創造型劇場

  • モノをつくる 芸術の創造

    演劇、ミュージカル、ダンス等の舞台芸術作品を創造し、発信します。県民の財産となるようなオリジナル作品を創造し、次代に引き継ぎます。

  • 人をつくる 人材の育成

    舞台技術者、アートマネージメント人材など文化芸術人材を育成します。より良い作品創りのために、劇場スタッフが施設利用者をサポートします。

  • まちをつくる 賑わいの創出

    公演事業の積極展開、創造人材の交流及びNHK横浜放送会館を始めとした近隣施設との連携により、賑わいや新たな魅力を創出し、地域の価値を高めます。

運営の主な特徴

自主事業

  • 芸術劇場は、演劇、ミュージカル、ダンス等の舞台芸術作品を企画、制作、上演します。
    また、国内外の劇場、芸術家、芸術団体と共同制作を行い、同時代性のある作品を紹介していきます。
  • 舞台芸術の広域拠点施設として、県内の文化芸術団体、文化施設、関係機関と連携した事業展開をしていきます。
  • 公共劇場として、文化芸術人材の育成及び舞台芸術の普及事業を展開していきます。

貸館事業

  • 話題性やエンターテイメント性の高い公演を行う劇団、制作会社等に長期間劇場をお貸しし、優れた舞台芸術作品の観賞機会を県民の皆さんに提供していきます。 (特定貸館事業)
  • 舞台芸術作品の創造活動を行う文化芸術団体等に劇場をお貸しし、劇場スタッフがサポートしていきます。 (一般貸館事業)

神奈川県民ホール本館との一体運営

芸術劇場は、近接する神奈川県民ホール本館(以下、本館)と一体運営していきます。本館の自主事業は、大ホール(2,493席)では、グランドオペラ、グランドバレエ等を、小ホール(433席)では室内楽等の上演を主に実施し、芸術劇場は、演劇、ミュージカル、ダンス等の上演を、中規模ホール(最大約 1,200席)及び大スタジオを始めとするスタジオ群のそれぞれの施設機能を活用して実施していきます。また、本館で上演する作品の立ち稽古などを芸術劇場のスタジオ群を活用して行うなど、両施設の機能と設備を有機的に相互活用し、効率的で効果的な運営に取り組んでいきます。

都市型劇場

芸術劇場は、劇場に足を運べばいつもどこかで創造活動が行われている活気ある都市型劇場を目指します。そこで、舞台関係者、鑑賞者や地域の人々との交流が盛んに行われることにより、新たな文化芸術の創造や地域の魅力と賑わいが生まれる、いわば都市機能の重要な一部を、芸術劇場は担っていきます。