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金閣寺

日本文学の限りない可能性にチャレンジする。
神奈川から世界へ向け、
日本オリジナルの世界基準の舞台作品
その第一弾は三島由紀夫の「金閣寺」に決定!

今を生きる私たちのあらたな舞台芸術のクリエーションのテーマとして、私たちは「日本」に焦点をあてました。その第一弾といたしまして、日本文学の金字塔である三島由紀夫の『金閣寺』の舞台化に挑みます。
小説『金閣寺』は世界各国の言語に翻訳され、その文学世界は不動の存在となっております。そして、この『金閣寺』は何度か映画化が試みられております。その中のひとつとして1958年に巨匠市川菎監督に『炎上』というタイトルで発表されました。本作品は名優市川雷蔵(当時26歳)の初の現代劇出演ということも話題になりました。これは日本映画史における重要な作品のひとつとして、日本映画の代表として、いまなお世界中の人々に愛され続けています。

あなたにとっての「美」は何ですか?

この小説は昭和二十五年七月二日に起こった金閣寺放火事件が素材となっています。三島由紀夫は、この事件を詳細に調べた上で、質の高い観念小説に昇華させました。主人公溝口がなぜ自分自身が「この世で最も美しいもの」として、信仰に近いまでの憧憬の念を抱いていたものに火を放ってしまったのか、そして戦中戦後という急速に変貌した環境と人々の価値観の変換の流れに取り残され、吃音という身体的なハンディキャップを抱えた主人公が、「生きていく」ための拠り所としていた「美」というもの。主人公溝口にとっての「金閣寺」は私たちそれぞれがその形、あるいは言葉を変えて心の奥底にあるものかもしれません。誰もが世俗的価値観から、隔ててくれる崇高なものを欲するならば、溝口にとってそれは、金閣寺だったのです。三島が描き出した、放火という犯罪を犯すまでに至るその心理描写は実にスリリングで且つ、内的表現として優れたものです。主人公を単なる犯罪者にせず、世間、社会の中で生きる繊細な男の葛藤を実に巧みに描いています。絶対に犯してはならない行為まで至らせてしまう彼にとっての「美」とは。そして、私たちの「美」とは何なのか。この世界の中で生きていくために必要なこととは。舞台版「金閣寺」は人間の魂の本質に深く迫ります。

スタッフ・キャスト
原作/三島由紀夫 原作翻案/セルジュ・ラモット 台本/伊藤ちひろ 
演出/宮本亜門
出演/森田剛、高岡蒼甫、大東俊介、中越典子、高橋長英、岡本麗、花王おさむ、大駱駝艦〈田村一行、湯山大一郎、若羽幸平、橋本まつり、小田直哉、加藤貴宏〉、岡田あがさ、三輪ひとみ、山川冬樹、瑳川哲朗

翻訳/常田景子 音楽/福岡ユタカ 振付/小野寺修二 美術/ボリス・クドゥルチカ 衣裳/前田文子 照明/沢田祐二 音響/山本浩一 映像デザイン/掛川康典 映像プラン/栗山聡之 ヘアメイク/川端富生 舞台監督/藤崎遊

制作:株式会社パルコ
主催:神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
助成:財団法人地域創造
平成22年度 文化庁芸術拠点形成事業

上演時間:約3時間(休憩1回含む)

宮本亜門 Amon MIYAMOTO

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1958年1月4日生まれ。東京都出身。神奈川芸術劇場【KAAT】初代芸術監督。

出演者、振付師を経て、2年間ロンドン、ニューヨークに留学。 帰国後の1987年にオリジナルミュージカル「アイ・ガット・マーマン」で演出家としてデビュー。 翌88年には、同作品で「昭和63年度文化庁芸術祭賞」を受賞。 ミュージカルのみならず、ストレートプレイ、オペラ等、現在最も注目される演出家として、国内外へ活動の場を広げている。 2004年に、ニューヨークのオン・ブロードウェイにて”太平洋序曲”を東洋人初の演出家として手がけ、2005年同作はトニー賞の4部門でノミネートされる。2009年5月には横浜開港150周年記念式典のプロデューサーを務め、オリジナルショー「ヴィジョン!ヨコハマ」を作・演出。2010年2月、米・フィラデルフィアオペラで作曲家であり指揮者のタン・ドゥンを迎え現代オペラ「TEA:A Mirror of Soul」を再演し、また6月にはロンドンのウエスト・エンドに進出、ミュージカル「ファンタスティックス」を上演した。

代表作
ミュージカル「アイ・ガット・マーマン」(1987年ブディストホール初演、他博品館劇場など)
「メアリーステュアート」(1996年サンシャイン劇場ほか)
ミュージカル「キャンディード」(2001年パルコ製作、東京国際フォーラムほか)
ミュージカル「太平洋序曲」(2000年新国立劇場日本初演、2002年NY、ワシントンDC、
ブロードウェイ版は2004年)
オペラ「フィガロの結婚」(2002年ほか)
亜門版「ファンタスティックス」(2003年世田谷パブリックシアターほか)
ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」(2004年新国立劇場)
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」(2006年)
ミュージカル「スウィーニー・トッド」(2007年ホリプロ製作、日生劇場)

受賞歴
1988年 昭和63年度文化庁芸術祭賞受賞(ミュージカル「アイ・ガット・マーマン」)
2004年 第4回朝日舞台芸術賞秋元松代賞受賞(ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」)
2005年 トニー賞4部門ノミネート(ミュージカル「太平洋序曲」)

森田剛 Go MORITA

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1979年生まれ。「V6」のメンバーとして、95年に「MUSIC FOR THE PEOPLE」でCDデビュー。多数のシングルとアルバムをリリースし、テレビ、ドラマ、バラエティ、CMなど様々なジャンルで幅広く活躍中。
俳優としての評価も高く、ドラマは「毛利元就」(1997・NHK)、「君を見上げて」(2002・NHK)、終戦60周年ドラマスペシャル「零のかなたへ~THE WINDS OF GOD~」(2005年・ABC)、「喰いタン」シリーズ(2006~2007・NTV)など、映画は「COSMIC RESCUE」「ハードラック・ヒーロー」(2003)、「ホールド アップ ダウン」(2005)、「人間失格」(2010)など、舞台は、劇団☆新感線『荒神~AraJinn~』(2005)、いのうえ歌舞伎☆號『IZO』(2008)、シアターコクーン『血は立ったまま眠っている』(2010)に出演。今回が4回目の舞台出演となる。

高岡蒼甫 Sosuke TAKAOKA

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1982年生まれ。99年にテレビドラマ「天国のKiss」(ANB)でデビュー。2005年、映画「パッチギ!」で第20回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を受賞、第48回 ブルーリボン賞助演男優賞にノミネートなど、その演技力が高く評価される。以降、テレビ、映画、舞台と数多くの作品に出演。
主な出演作に、ドラマ「ROOKIES-ルーキーズ-」(2008・TBS)、「リアル・クローズ」(2008、2009・CX)など、映画は「バトル・ロワイアル」シリーズ(2000、2001)「クローズ ZERO」シリーズ(2007、2009)、「ROOKIES~ 卒業~」(2009)、「さんかく」「十三人の刺客」(2010)など、舞台は、新国立劇場「ピルグリム」(2003)、PARCO「BENT」(2004)、PARCO「ウィー・トーマス」(2006)、彩の国さいたま芸術劇場「ヘンリー六世」(2010)、がある。

大東俊介 Syunsuke DAITO

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1986年生まれ。2005年にトップコート杯「Try to top 2005」でグランプリ・ミコット・エンド・バサラ賞・FINEBOYS賞を受賞。以降、「FINEBOYS」の専属を経て、現在レギュラーモデルとして活躍。2005年、「野ブタ。をプロデュース」(NTV)で俳優デビュー。以降、ドラマ、映画、バラエティと幅広く活躍している。
主な出演作に、テレビ「世界ウルルン滞在記」(2006~2008・TBS)、「ジャンクSPORTS!」MC(2009~2010・CX)、「心ゆさぶれ!先輩RockYou」MC(2010~・NTV)など、ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス」(2007~2008・CX)、「シバトラ」シリーズ(2008、2009・CX)、「タンブリング」「おじいちゃんは25歳」(2010・TBS)、「新・ミナミの帝王」「流れ星」(2010・CX)、など、映画は「クローズ ZERO」シリーズ(2007、2009)、「リアル鬼ごっこ」(2008)、「旅立ち~足寄より~」「腐女子彼女。」 (2009)など、舞台は、赤坂ACTシアター「タンブリング」(主演)(2010)がある。また2011年春、劇団☆新感線プロデュース「港町純情オセロ」に出演が決定している。

公演情報

公演期間

2011.1.29(土)―2.14(月)

会場

ホール

公演スケジュール

1.29(土) 17:00
1.30(日) 13:30
1.31(月) 19:00
2.1(火) 13:30
2.3(木) 19:00
2.4(金) 13:30
2.5(土) 13:30/18:30
2.6(日) 13:30
2.7(月) 19:00
2.8(火) 19:00
2.10(木) 19:00
2.11(金) 13:30
2.12(土) 13:30/18:30
2.13(日) 13:30
2.14(月) 13:30

託児のある公演

2.1(火) 13:30
2.5(土) 13:30
2.6(日) 13:30
2.13(日) 13:30

託児サービスについて

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