『 神 秘 域(かみ ひそみ いき)― OUR MAGIC HOUR 』
ヨコハマトリエンナーレ2011
野村万作×萬斎×杉本博司・三番叟公演
『 神 秘 域(かみ ひそみ いき)― OUR MAGIC HOUR 』
ヨコハマトリエンナーレ2011の『OUR MAGIC HOURプログラム』の一環として、トリエンナーレ出品作家である杉本博司が能舞台空間を創造、そこで狂言師・野村万作、野村萬斎の2つの異なる『三番叟』が躍動します。
1.現代美術×伝統芸能
ヨコハマトリエンナーレ2011のテーマである「OUR MAGIC HOUR」を、本公演のコンセプチュアルなテーマ「神 秘 域(かみ ひそみ いき)」として捉え、杉本博司、野村万作、野村萬斎が、能楽の中でも格別に扱われる神聖な舞『三番叟』で<現代美術×伝統芸能>のシンクロを見せます。
2.野村万作×野村萬斎、2つの『三番叟』の競演
本公演では、野村万作(人間国宝)の老練さの加わった“風”の三番叟、そして野村萬斎が踏むトリエンナーレ2011バージョンとしてのダイナミックな“華”の三番叟、と2つの異なる『三番叟』を続けてご覧いただきます。大鼓の亀井忠雄(人間国宝)、広忠父子ほか、当代きっての囃子方をお迎えし、それぞれの『三番叟』が堪能いただける夢の一夜(ひとよ)であり、野村・亀井両父子の競演が楽しめる貴重な公演でもあります。
3.杉本博司作品が「依代」となる
本公演では、杉本能舞台、「Lightning Fields」(放電場)の幔幕、そしてこの日、新しく登場する杉本作品をあしらった直垂(装束)等々、杉本作品が神の降臨する「依代」となります。それは芸能の真髄をアートの力を借りて現代に再現するという試みであり、「アートの起源」を体現するひとときです。
「神秘域 三番叟」 杉本博司
三番叟は我が国に伝わる幾多の芸能の中でも、最も古い形式を留める古曲である。その源は天照大神の天岩戸伝説の頃まで遡ることができると言われている。この舞は、神が降霊する様を現したものであり、神事として最も重い曲として扱われる。その曲の流れは、時に静かに、時に激しく、舞を舞う生身の人間の身体に、密かに舞い降りる神霊の姿が見え隠れする。我が国における神の姿は、古来より気配としてのみ現われる。その気配は、現代社会へと堕した今日の日本にあっても、確実に存在することを、あなたは目の当たりにする。そして神が秘そむ域で、あなたは息を潜める。
松羽目にかえて、雷(いかずち)を染め抜いた幔幕をもって古代の神話空間とした。
<当日券情報>
若干枚数の販売があります(予定)。
開演時間の60分前より、劇場建物5階の会場入口で販売開始いたします。
http://www.kaat.jp/news/2011/09/-our-magic-hour.html

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