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「マダムバタフライⅩ」タイトルロール決まる!

2012-07-11

この秋の第19回神奈川国際芸術フェスティバルのフィナーレを飾る演目「マダムバタフライⅩ」で、タイトルロールの"蝶々さん"を歌う歌手が決定しました。

 

KAAT神奈川芸術劇場・芸術監督の宮本亜門が、往年の名作オペラを「解体」「探索する」というこのプロジェクトは、「オペラ」といっても、オーケストラではなく編曲版アレンジで、宮本亜門が演劇的視点をもって大胆に再構成するというもの。自在に舞台と客席の形状が変えられるKAATの劇場機構を活かし、1階席中央通路まで大胆にアクティングエリアを張り出した舞台。"未知数"をあらわす『Ⅹ』の文字どおり、キャスティングもまだまだ"謎"だが、どうやら歌手だけでなくいっぷう凝ったものになりそうです。
"ある晴れた日に"など聴衆の誰にでも知られる名曲アリアをそんな中で歌う歌手陣には、相当の力量が求められそうだが、やはりというか、"蝶々さん"には、いま最も実力ある若手ソプラノのひとりとして内外から期待される嘉目真木子(よしめ・まきこ)さんに白羽の矢が立ちました。
嘉目さんは、この週末に東京文化会館で開催されている二期会オペラ「パリアッチ(道化師)」でもヒロインのネッダ役を歌います。ダブルキャストのため7月13日(金)と7月15日(日)の出演予定)。 新たなごひいきスターを見つけるチャンスかも!?

 

 

「マダムバタフライX」
KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
2012.11.10(土)―11.18(日)

公演情報 → http://www.kaat.jp/pf/madame-butterflyx.html


<プロフィール>

嘉目 真木子(よしめ・まきこ) ソプラノ

 

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大分県出身。
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラコース修了。
第51期二期会オペラ研修所修了、優秀賞受賞。
09年二期会オペラ劇場『LA TRAVIATA(椿姫)』(宮本亜門演出)にヴィオレッタ役のアンダースタディとして研修。同年二期会ニューウェーブオペラ劇場『ウリッセの帰還』(高関健指揮/髙岸未朝演出)フォルトゥーナ役で出演。同年NISSAY OPERA『ヘンゼルとグレーテル』(下野竜也指揮/クリスチャン・シューラー演出)に露の精役で出演。
10年二期会オペラ劇場『魔笛』(テオドール・グシュルバウアー指揮/故・実相時昭雄演出)にパミーナ役で出演し本格的にデビューを飾る。若々しく清楚な演唱で好評を博した。
11年には二期会オペラ劇場『フィガロの結婚』(デニス・ラッセル・デイヴィス指揮/宮本亜門演出)にスザンナ役で出演。可憐でコケティシュなスザンナを演じ、観客を魅了した。続く同年二期会オペラ劇場『ドン・ジョヴァンニ』(沼尻竜典指揮/カロリーネ・グルーバー演出)にツェルリーナ役で出演し、斬新な演出の中でも存在感を示した。
その他の主なオペラ出演は、モーツァルト『イドメネオ』エレットラ役、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役、プッチーニ『ラ・ボエーム』ミミ役など。
今後は12年、二期会オペラ劇場『パリアッチ(道化師)』(パオロ・カリニャーニ指揮/田尾下哲演出)にネッダ役で出演が決まっており、次代のオペラ界を担う逸材として大きな期待が寄せられている。

コンサートソリストとしては、ハイドンオラトリオ『四季』ハンネ、ベートーヴェン『第九』『合唱幻想曲』、フォーレ『レクイエム』、ウェーバー『変ホ長調ミサ(魔弾の射手ミサ)』、などに出演。多くのオーケストラとの共演を重ねている。

2013年3月より文化庁派遣新進芸術家海外研修員として一年間イタリアへの留学が予定されている。
二期会会員

http://yoshime-makiko.seesaa.net/ 嘉目真木子blog