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「神奈川国際芸術フェスティバル」記者会見が行われました

2012-06-11

今秋9月から11月にかけて、神奈川県民ホール、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂を会場に開催される「第19回神奈川国際芸術フェスティバル」の記者会見が、6月11日(月)に開かれ、その概要がお披露目されました。

神奈川国際芸術フェスティバル 特設ホームページ
http://www.kanagawa-arts.or.jp/19kiaf/

 

 

作曲家・ピアニストで神奈川芸術文化財団・芸術総監督の一柳慧と、演出家でKAAT神奈川芸術劇場・芸術監督の宮本亜門をはじめ、ソプラニスタの岡本知高さん、バレエ・ダンサーの斎藤友佳理さん、作曲家の宮内康乃さんが出席し、それぞれ抱負を語りました。

 

 

神奈川国際芸術フェスティバル記者会見.jpg

 (写真:左から、一柳慧、斎藤友佳理、岡本知高、斎藤説成、宮本亜門、宮内康乃)

今年のフェスティバルは、「オペラ」をテーマに、一柳作曲の『ハーメルンの笛吹き男』と宮本演出による『蝶々夫人』の世界初演を二本の柱とし、さらに東京バレエ団、ウィーン国立歌劇場、聲明、韓国音楽、現代美術に至るまで、全7演目1展示という多彩なラインナップが組まれています。

まず一柳が、「今年初めてテーマを設けたのは、ジャンルとしてのオペラだけでなく、声の領域や歌の新しい可能性を追求したかったから。今日の時代や社会に見合った新しい総合芸術のあり方や可能性を展望できるものにしたい」と趣旨について説明。続いて宮本は、「世界的に、オペラの危機感を訴える声が高まっています。次の若い世代にいかに総合芸術としてのオペラの魅力を伝えていくか、今後のオペラのあり方を共に考えるきっかけになれば」と思いを語りました。

ここに出席者たちの抱負をご紹介します。

一柳慧 「『ハーメルンの笛吹き男』は、最近の日本の子どもたちが子どもらしさを失っていることに危機感を覚え、子どもの存在がテーマになる題材を選んだものです。演出(田尾下哲)も見応えあるものになるでしょう。」

岡本知高 「私の声の特性を活かせる笛吹き男という役をいただけて光栄です。」

斎藤友佳理 「『オネーギン』は、最高のドラマティック・バレエ。女性として成長していくタチヤーナの人生を、一人でも多くの方に見ていただきたいです。」

宮内康乃 「聲明は祈りのためにあるもの。昨年の大震災の犠牲者の魂を弔いたいという気持ちで一杯です。」

宮本亜門 「『蝶々夫人』の解体と創造を考えています。アンドロイドボーカリストの初音ミクのような女性像と合わせようかと、今作戦を練っている最中です。」

最後に、今回の聲明公演に出演する真言宗僧侶、斎藤説成さんによる聲明が披露され、会見は締めくくられました。

多様性と求心力を増した本フェスティバル。今年はどのような展開になるか。どうぞご期待ください。

 

神奈川国際芸術フェスティバル 特設ホームページ
http://www.kanagawa-arts.or.jp/19kiaf/

チケットぴあさんのサイトでも紹介されました。
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201206120002
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