やなぎみわ「1924 海戦」舞台美術製作ワークショップ参加者募集!
2009年ベネチア・ビエンナーレ日本館代表作家を務めるなど、日本を代表する美術作家、やなぎみわさんとともに、舞台美術製作に取り組むワークショップメンバーを募集します。
※募集は締め切りました。(2011.10.07)
大正デモクラシーの時代に演劇、美術、文学等多くの才能を結集して創立され、日本近代演劇の出発点となった「築地小劇場」の伝説的なこけら落とし公演「海戦」の舞台美術を、オリジナルの図版や写真をもとに再構成します。
「築地小劇場」は関東大震災で灰塵に帰した首都東京に、貴族出身の演出家、土方与志が私財を投じ、震災後わずか10カ月で設立されました。世界は第一次大戦の破壊後、ロシア革命、ワイマール共和国設立と大きな激動の中にあり、芸術界も、美術学校、バウハウスの設立、ロシア・アヴァンギャルドや表現主義、ダダイズム等の奔流が一気に吹き出した時期でした。ドイツに官費留学し帰国の際モスクワでメイエルホリドの薫陶を受けた土方の目指した築地小劇場も「演劇の実験工房」として、文学、演劇、美術、音楽等多彩な芸術分野の若い才能を集め、驚くべきエネルギーで新演目を次々と打ち出します。中でも吉田謙吉、村山知義、伊藤熹朔らの若い美術家たちは、今見てもその表現、感覚の新しさに目を見張るほどの革新的な美術を模索の中から生み出し、その後の舞台美術の概念を塗り替えていきました。
今回のワークショップは、そうした歴史的な背景を理解するプレレクチャー(2回)の無料受講、舞台美術製作と、役者さんの稽古、ゲネプロ見学 などを含め、一つの演劇プロジェクトが完成していく過程を、舞台美術スタッフとしての立場から体験してゆくものです。ぜひご参加ください。
■日程
1.下記プレレクチャーを無料受講できます。(KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ 各回14:00開演 一般1,000円)
第1回 10月2日(日)「1924前兆-築地小劇場と1924年のアヴァンギャルド」
講師:水沢勉(神奈川県立近代美術館長)、やなぎみわ、あごうさとし(脚本、演出)
第2回 10月10日(月祝)「1924モダンガール-モボ・モガと築地小劇場の時代/大正期のファッションと都市文化」
講師:やなぎみわ、淺井カヨ(日本モダンガール協會代表)、鈴木貴宇(早稲田大学非常勤講師)
2.舞台公演本番が無料鑑賞できます。エキストラ参加の可能性もあります。
(KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ 全5回 一般3,500円/U24(24歳以下学生)1,750円)11月3日(木祝)~6日(日)
3.舞台美術製作/スタジオ稽古見学 10月11日(火)~30日(月) 各日10:00-16:00が制作・稽古期間です。
4.舞台稽古参加(11月1日(火)2日(水))
※上記全日程中、週2日以上を目安として、なるべく多く参加できる方を優先して選考させていただきます。
■講師
やなぎみわ(美術作家)、小笠原幹夫(舞台監督)堀内真人(KAAT神奈川芸術劇場技術監督)
■会場
KAAT神奈川芸術劇場(〒231-0023横浜市中区山下町281/みなとみらい線日本大通り駅下車5分)
■参加資格/参加費
舞台に興味のある方から一般公募。/参加費無料(会場までの交通費・昼食代等は各自ご用意ください)
■応募方法
1.氏名・年齢・最終学歴(学部・学科・専攻も明記)・職歴 住所・電話番号・メールアドレス
2.どの程度の日程なら参加可能か
3.参加動機・特技等
を記入の上、下記メールアドレスに9月26日(月)までにご送付ください。書類選考の上、9月30日(金)までにKAAT神奈川芸術劇場よりご連絡します。追加募集の可能性もありますので、お気軽にお問い合わせください。
KAAT神奈川芸術劇場 事業制作第二課 「やなぎみわ演劇プロジェクト 舞台美術製作ワークショップ 係」
主催:KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
「1924海戦」公演情報はこちら⇒ http://www.kaat.jp/pf/kaisen.html

