KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

「ビビを見た!」

  • 日時 2019/7/4(木)~2019/7/15(月・祝)
  • 会場 大スタジオ
  • KAme
    先行
    2019/4/13(土)
  • 一般発売 2019/4/20(土)

圧倒的な爽快感と息苦しさを美しく両立させた伝説の絵本

『ビビを見た!』松井周が舞台化!

現代の歪みを象徴する人々のエピソードをサンプルの様に呈示し、現代社会のあり様をありのままに受け止める作風で注目を集める作家・演出家・俳優の松井周

「ビビを見た!」は松井自身があたためてきた創作の原点とも言える作品。衝撃的なストーリーと鮮やかな色彩で「幻の童話作家」と言われる大海赫(おおうみあかし)の絵本。よしもとばななさんが絶賛し、Amazonのカスタマー・レビューは驚異の星4.9!!などカリスマ的人気を誇る傑作だ。

本作に今の社会への警鐘と共鳴を感じる松井が、独自の視点で注目のキャスト・スタッフとともに舞台化に挑む。

 

チラシのダウンロードはこちらから→「ビビを見た!」表 「ビビを見た!」裏


「ビビを見た!」舞台上演記念イベント 開催決定!@TSUTAYAみなとみらい店

原作者 大海赫さん × 上演台本・演出 松井周さん

によるトークイベント+サイン会を開催!

日時:6月29日(土)14:00~15:30

場所:TSUTAYA横浜みなとみらい店 https://store-tsutaya.tsite.jp/storelocator/detail/1764.html

参加条件:6月29日13:00から先着30名様に整理券を配布

※6月21日(金)~29日(土)14:00までに

大海さん、松井さんの書籍をご購入いただいたお客様にはそれぞれ著書にサインさせていただきます。

『ビビを見た!』をご購入の方に限り、お二人がサインいたします!


アフタートークのトークゲスト決定!(6/28掲載)

7月5日 石橋静河さん(女優)、濱田明日香さん(衣裳)、松井周さん(台本・演出)
     司会:西谷真理子さん(ファッションエディター)


7月8日 岡山天音さん(俳優)、松井周さん(台本・演出)
              白井晃(俳優・演出家/KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)


7月10日 大海赫先生(作家/本作原作)、松井周さん(台本・演出)


*アフタートーク日以外のチケットをお持ちで、トークのみ観覧希望の方は
   アフタートーク開始時に客席に空席がある場合にご案内させていただきます。


原作:大海赫(おおうみあかし)

 

上演台本・演出:松井周

出演: 岡山天音  石橋静河  樹里咲穂  久ヶ沢徹  瑛蓮  師岡広明 

   大村わたる 熊野晋也 岩岡修輝 長尾純子 中島妙子 小林風花

大海赫さんの『ビビを見た!』という絵本は子ども向きではない、という意味で子どもに読んでほしい本です。ぐるりと世界がひっくり返ってしまったときに、人間はどうなってしまうのかをごまかすことなく、突きつけてくるからです。力強い絵や文章がよそ見をさせません。

 目が見えない主人公のホタルは、あるとき声を聞きます。その声は「おまえにおもしろいものを見せてやろう」と言い放ち、ホタルは七時間だけ目が見えるようになります。けれど、その七時間はまるで人間の絶滅や地球の終末を思わせるような時間なのです。そして、人間全体が狂気の中で一つになって進んでいく状況のなか、ホタルはビビという女の子と運命的に出会います。いったい彼女は何者なのでしょうか?

 私たちはいつかきっと世界がひっくり返ってしまうと予感しています。その予感を止めることができない中で、時々は集まってそれを鎮めたり、爆発させたりする必要があるのかもしれません。演劇がそのための儀式だとしたら、僕はこの作品を舞台化する意味があると思っています。

松井周

『ビビを見た!』

-盲目の少年・ホタルに突然7時間だけ目が見えるようにしてやろうという声が聞こえた。ホタルの目が見えるようになると同時に、彼のまわりの人々は光を失ってしまう。突如、町が正体不明の敵に襲われ、人々はパニックに陥る。ホタルは盲目となった母とのりこんだ列車で、やぶれた羽と美しい触覚を持った緑色の少女・ビビと出会う。天津爛漫で無邪気なビビに振り回されるホタル。そして、ホタルたちの乗り込んだ列車を巨人が追ってくるー


注目の出演者、スタッフ

出演には、若手俳優として注目を集める岡山天音・石橋静河をはじめ、個性派俳優が集結。鮮明な存在感と確かな演技力からドラマ・映画に引っ張りだこの岡山天音はこの作品で本格的な演劇作品としては、初舞台となる。

映画「夜空は最高密度の青色だ」、「きみの鳥はうたえる」など、注目作品のヒロイン役を演じ、実力派若手女優として確固たる存在感を放つ石橋静河は緑色の少女「ビビ」を演じる。

 二人を取り巻くのは、元宝塚男役スターの樹里咲穂、舞台を中心に多岐に活躍する久ヶ沢徹、個性的な演技で注目をあつめる瑛蓮師岡広明。またオーディションを経て新たに6人の出演者が決定。いずれも、無二の個性で注目を集める俳優が集まった。 

 スタッフにはベルリン在住のファッションデザイナー 濱田明日香(THERIACA)がはじめて舞台衣装を手がけ、照明デザインにはインバル・ピント作品などで照明デザインを手がけるYoann Tivoliが参加。アーティスティックなスタッフのクリエーションにも注目だ。

 

松井周(劇作家、演出家、俳優)

1972年、東京都生。1996年劇団「青年団」に俳優として入団。作家・演出家としても活動を開始、2007年に劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立。2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。猥雑かつ神秘的な世界の断片を、継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は広く支持を得る。独特な世界観は米・仏・韓国で戯曲の翻訳がされ、国内外の芸術祭に多数参加。小説や映像界にも活動の幅を広げている。(写真撮影:平岩亨)

 

濱田明日香(ファッションデザイナー)/THERIACA

ベルリンを拠点に活動するファッションデザイナー・濱田明日香が2014年にロンドン・カレッジ・オブ・ファッション在学中に立ち上げたレーベル。万能解毒剤からとられた名前には、作品が人のコンディションをポジティブに転換する力となるようにとの願いが込められている。流行や利便性を追うのではなく、着た人が自分らしくいるために必要とされる服を目指し、ギャラリーなどを会場に作品を発表している。2018年島根県立石見美術館にて個展を開催。www.theriaca.org

 

【メディア掲載情報】

・チケットぴあ
主演・岡山天音「絵本を読んで楽しみに満たされた」
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201905160005

演出・松井周「お客様にも体験をしてもらいたい」
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201906140003

・エンタメ特化型情報メディア「スパイス」
岡山天音「舞台はすごく怖い。でも、だからこそやりたい」 松井周演出の舞台『ビビを見た!』に出演
https://spice.eplus.jp/articles/234700

 

・エンタステージ 
岡山天音インタビュー「こんな舞台の表現は見たことない」
https://enterstage.jp/interview/2019/06/012112.html

・エンタメステーション
岡山天音 初主演舞台『ビビを見た!』。衝撃を受けたというこの作品に彼はどう挑むのか!?
https://entertainmentstation.jp/432301

・マイナビニュース(前編)
岡山天音、デビュー10年目で舞台初主演「怖いけどドキドキ感がある」
https://news.mynavi.jp/article/20190603-835933/

・マイナビニュース(後編)
岡山天音、デビュー10年目の告白「暗黒時代があったから今がある」
https://news.mynavi.jp/article/20190611-841267/

・演劇最強論-ing
『ビビを見た!』松井周 インタビュー
https://www.engekisaikyoron.net/bibiwomita-matsui/

・ステージナタリー
松井周演出「ビビを見た!」、岡山天音「迷子になるような感覚になってもらえたら」
https://natalie.mu/stage/news/335383

・雑誌「からだにいいこと」8月号
岡山天音 インタビュー掲載
http://www.karakoto.net/index.php

・雑誌「Quick Japan vol.144」6月26日発売
岡山天音 インタビュー掲載
http://www.ohtabooks.com/quickjapan/backnumber/2019/06/25000000.html

・朝日新聞デジタル「&M」
石橋静河 インタビュー 「石橋静河が反発した両親と同じ道を目指すまで」
https://www.asahi.com/and_M/20190617/3091003/

・RanRanEntertainment
 岡山天音 インタビュー掲載【前編】
http://ranran-entame.com/dorama/61678.html

岡山天音 インタビュー掲載【後編】
http://ranran-entame.com/dorama/61682.html

・朝日新聞デジタル「論座」
樹里咲穂 インタビュー 「『ビビを見た!』に樹里咲穂が出演/上」
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019062000007.html

樹里咲穂 インタビュー 「新感覚、新感触の舞台、「面白怖い」世界を体験して欲しい/下」
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019062000008.html

・神奈川新聞
松井周 インタビュー 掲載
https://www.kanaloco.jp/article/entry-176137.html
 

 


スタッフ・クレジット

美術:杉山至

衣裳:濱田明日香(THERIACA)

音楽:宇波拓

照明:Yoann Tivoli

音響:牛川紀政

ヘアメイク:谷口ユリエ

ステージング:下司尚実

演出助手:吉中詩織

舞台監督:福澤諭志

プロダクション・マネージャー:安田武司

技術監督:堀内真人

 

制作:富田明日香

プロデューサー:小沼知子

制作統括:横山歩

 

宣伝美術:服部一成

宣伝写真:大森克己

宣伝衣裳:濱田明日香(THERIACA)

宣伝ヘアメイク: 茅根裕己

協力:ユマニテ、SUPERTRAMP、梅田芸術劇場、スーパーエキセンセントリックシアター、テンカラット、ダックスープ、クィーンビー、サムライプロモーション、サンカラーズ、ジェイ.クリップ、MAパブリッシング、復刊ドッドコム、quinada

企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場

助成:文化庁文化芸術振興費補助金

 (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

  独立行政法人日本芸術文化振興会

 

スケジュール

*7/4(木)19:00
*7/5(金) 19:00★
7/6(土) 18:00
7/7(日) 14:00◎
*7/8(月)19:00★
7/9(火) 休演日
*7/10(水) 14:00★
7/11(木) 19:00  
7/12(金)14:00◎ 
7/13(土) 13:00 /18:00
7/14(日) 13:00◎ /18:00
7/15(月・祝) 14:00 
*の日はチケット料金(一般)が前半割引金額
★の回の終演後、トークあり
◎印の回は託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・有料。
イベント託児・マザーズTEL. 0120-788-222

前売チケットは全日完売しております。当日券情報をご覧ください。

チケット

当日券
当日券は全日若干枚・発売いたします。
開演の45分前より大スタジオ受付にて発売します。

*上演時間
95−100分程度を予定(休憩なし)

*注意事項
演出の都合上、開演すると約10分強ほどお席にご案内できません。
開演後にご来場のお客様はロビーにてお待ちいただきますので
あらかじめご了承ください。
チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2019/4/13(土) ~

かながわメンバーズ入会はこちら

一般:2019/4/20(土)

チケット料金
【全席指定席・税込】 一般(平日前半割) 前売 4,800円/当日 5.300円  *対象日:7/4,5,8,10 一般(前半割以外) 前売 5,300円/当日 5,800円 U24(24歳以下)2,650円 高校生以下   1,000円 ※U24、高校生以下チケットは前売りのみ/チケットかながわのみでの取扱/枚数限定、要証明書 *未就学のお子様のご入場はお断りしております。 *車イスでご来場の方は、事前にチケットかながわにお問い合わせください。 ※お花につきましては、ロビー及び楽屋スペースが大変手狭なため、  誠に恐れ入りますが、ロビー花・楽屋花ともにご辞退申し上げます。 ※プレゼント・お手紙等につきましては、プレゼントボックスを設置致しますので、  そちらにお預けください。(お客様のお名前と宛先をご記入下さい。)  ただし、飲食物、なま物のお受け取りはできませんのでご了承ください。 ※グッズ販売につきまして、 チケットをお持ちでないお客様も開場中、終演後ともにお買い求めいただけます。