ドキュメンタリー映画
ピーター・ブルックのザ・タイトロープ(原題)
『Peter Brook: The Tightrope』

  • 日時 2014/7/13(日)
  • 会場 大スタジオ
  • KAme
    先行
    2014/4/5(土)
  • 一般発売 2014/4/6(日)
【全国ロードショーに先駆け、特別先行上映!】
『Peter Brook: The Tightrope』
―9月、渋谷 シアター・イメージフォーラム他 全国ロードショー決定!

(配給:ピクチャーズデプト/提供:鈍牛倶楽部)


【本上映は全国ロードショーに先駆けた特別先行上映です】
『ピーター・ブルックのザ・タイトロープ(原題)』
Peter Brook: The Tightrope


原案:ピーター・ブルック、サイモン・ブルック
監督:サイモン・ブルック
出演:笈田ヨシ、ヘイリー・カーミッシェル、マルチェロ・マーニ、ジョシュ・ホーバン、アブド・ウオロゲム、シャンタラ・シヴァリンガッパ、リディア・ウィルソン、エミリー・ウィルソン、ミーシャ・レスコット、カリファ・ナトール、セザール・サラチュ、土取利行、フランク・クラウチック、マリー=エレーヌ・エティエンヌ
(2012年/フランス・イタリア/86分/英語・フランス語上映/日本語字幕付)

日本語字幕:河合祥一郎、北村紗衣
特別先行上映企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

配給: ピクチャーズデプト
提供: 鈍牛倶楽部

【主催】KAAT神奈川芸術劇場
【後援】アンスティチュ・フランセ横浜

 
 


演劇界の巨匠ピーター・ブルックの創作現場 その秘められた扉がついに開く!

演劇史に名を残す偉大な演出家ピーター・ブルック。その秘められた創作現場が今回初めてドキュメンタリー映画として映像化されました!
息子サイモン・ブルックが5台の隠しカメラで探るのは創作過程に潜む“魔法”、そして床に敷かれた1本の見えないロープから生まれゆくドラマの数々。一見単純に見えるエクササイズが、ブルックの演劇観や人生を紐解き、観る者を単なるワークショップを越えた哲学的な体験へと誘います!


【スペシャルトークショー登壇者】                                 


※本上上映にあわせてサイモンブルック(監督)、笈田ヨシ(俳優)と白井晃(KAATアーティスティック・スーパーバイザー/演出家・俳優)によるトークショーを行います!

サイモン・ブルック Simon Brook
ロンドン生まれ。映画監督・映像作家。フランス、イギリスで学び、ピナ・バウシュやデイヴ・ブルーベックカルテットのヨーロッパツアーでカンパニーマネージャーをつとめる。ニューヨークでブラック・キャット・プロダクションを設立、テレビドラマ、ミュージックフィルム、ショートフィルムなどの製作を手掛ける。以後、フランスを拠点に多くの映画に監督、作家、プロデューサーとして関わっている。主な監督作品に短編映画『Children in the Caucasus』、『Minus One』、『Alice』、ドキュメンタリー映画『Generation 68』、『Annie Nightingale: Bird on the Wireless』、『Indian Summer』などがある。2002年『Brook by Brook』では、初めて父ピーター・ブルックのドキュメンタリーを手掛け、演出家として、父親としての、ピーター・ブルックの様々な表情をおさめた。

笈田ヨシ(俳優)
慶応義塾大学在学中、文学座に入団。劇団四季を経て1968年にロンドンでピーターブルック演出の舞台「テンペスト」に出演。1970年よりピーター・ブルックの数多くの作品に関わる最も古くからのブルックのコラボレーターの一人となる。俳優はもちろん演劇、ダンス、オペラの演出にも携わり、パリを拠点に各国の劇場で活躍。著書に「俳優漂流」(五柳書院、1989年)がある。フランス芸術文化勲章シュバリエ号、オフィシエ号、コマンダン号を受勲。日本での主な出演舞台は「三人吉三」(Bunkamura25周年記念コクーン歌舞伎、2014年)の他、ピーター・ブルックの「マハーバーラタ」、「テンペスト」、「ザ・マン・フー」、サイモン・マックバーニーの「春琴」などがある。出演映画では、『豪姫』(1992年松竹)、『ピーター・グリーナウェイの枕草子』(1996年イギリス)、『フェリーチェさん』(1998年オランダ)、『あつもの』(1999年日活)、『TAXi2』(2000年フランス)、『WASABI』(2001年フランス・日本合作)、『最後の忠臣蔵』(2010年)などがある。

白井晃(演出家、俳優/KAATアーティスティック・スーパーバイザー)
早稲田大学卒業後、1983-2002年、遊⦿機械/全自動シアター主宰。劇団活動中よりその演出力が認められ、演出家として独立後は、オペラ、ミュージカル、音楽劇からストレートプレイまで幅広く手掛けている。 中でもポール・オースター作「ムーン・パレス」「偶然の音楽」「幽霊たち」やフィリップ・リドリー作「ピッチフォーク・ディズニー」「宇宙でいちばん速い時計」「メルセデス・アイス」など海外の小説・戯曲を独自の美学で演出し、好評を博す。近年の演出作品に「ジャンヌ・ダルク」「天守物語」ミュージカル「GOLD~カミーユとロダン~」「幻蝶」「4four」「オセロ」音楽劇「ヴォイツェク」「9days Queen~九日間の女王」ブロードウェイミュージカル「アダムス・ファミリー」など。オペラで「愛の白夜」「オテロ」「こうもり」など。出演作に「ア・ラ・カルト」(89~08年 青山円形劇場)「オケピ!」(00年、03年 三谷幸喜作・演出)「アンデルセン・プロジェクト」(06年 ロベール・ルパージュ作・演出)「桜姫」(09年 長塚圭史脚本・串田和美演出)「ファウストの悲劇」(10年 クリストファー・マーロウ作・蜷川幸雄演出)「国民の映画」(11年 三谷幸喜作・演出)「天日坊」(12年 宮藤官九郎脚本・串田和美演出)「趣味の部屋」(13年 古沢良太脚本・行定勲演出)「マクベス」(13年 長塚圭史演出)など。01、02年の演出活動にて第9回、第10回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。05年演出「偶然の音楽」にて平成17年度湯浅芳子賞(脚本部門)受賞。また12年演出のまつもと市民オペラ「魔笛」にて第10回佐川吉男音楽賞受賞。2014年4月よりKAAT神奈川芸術劇場アーティスティック・スーパーバイザー就任。

 


 

ピーター・ブルック Peter Brook
1925年ロンドン生まれ。オックスフォード大学在学中、『フォースタス博士』で初演出。1946年、シェイクスピア記念劇場(現RSC)において史上最年少の演出家となり『恋の骨折り損』を演出。その後も 『リア王』、『真夏の夜の夢』、『アントニーとクレオパトラ』などを演出。1971年、ミシュリーヌ・ロザンと共に国際演劇研究センター(C.I.R.T.のちにC.I.C.T.に改称)をパリに設立。1974年には、20年以上廃墟となっていたブッフ・ デュ・ノール劇場を開場し、『鳥の会議』、『桜の園』、『テンペスト』、『マハーバーラタ』など話題作を次々と発表、2010年まで芸術監督として活動。 オペラの演出も手掛け、1948年、ロイヤル・オペラ・ハウスの演出家に就任、『ボリス・ゴドゥノフ』、『フィガロの結婚』、『サロメ』などを演出。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『ファウスト』、『エフゲニー・オネーギン』、ブッフ・デュ・ノール劇場で『カルメンの悲劇』、『ペレアスの印象』、エクサンプロヴァンス国際音楽祭で『ドン・ジョヴァンニ』を上演。近作にモリエール賞最優秀作品賞(ミュージカル部門)を受賞した『ピーター・ブルックの魔笛』、『ザ・スーツ』など。今年4月には新作『The Valley of Astonishment』が開幕する。映画監督としても活躍し、『蝿の王』、『雨のしのび逢い』、『注目すべき人々との出会い』など。主な著書に、15カ国以上に翻訳された『なにもない空間』、『秘密は何もない』、自伝『ピーター・ブルック回想録』など。

 


□4.29(火・祝)
静岡県舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」  〈終了〉

□7.19(土)〜7.20(日)
彩の国さいたま芸術劇場 <映像ホール>

□8.3(日)
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール <小ホール>
 

□9月 渋谷 シアター・イメージフォーラム他全国ロードショー
映画公式サイト http://www.peterbrook.jp

 

スケジュール

7.13 (日)/14:30

※本上映にあわせてサイモン・ブルック、笈田ヨシと白井晃によるトークショーを行います。

チケット

当日券
当日券あり。一般1,200円、学生500円。
開演の1時間前から劇場入口で発売。
チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2014/4/5(土) ~2014/4/5(土)

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一般:2014/4/6(日)

チケット料金
▽全席自由 一般1,000 円(当日1,200 円) 学生500 円(当日500円)