オックスフォード大学演劇協会
（OUDS）来日公演
『十二夜』The Twelfth Night

イギリスの名門大学からシェイクスピア劇がやってくる！

シェイクスピア演劇の本場であるイギリスで、最も歴史ある学生劇団とされるオックスフォード大学演劇協会（OUDS）。イギリスの若者たちの躍動感あふれるフレッシュな演技、そして美しいブリティッシュイングリッシュによるシェイクスピア作品の原語上演。シェイクスピア生誕450周年を迎える今年、2012年の『から騒ぎ』以来2年ぶりにKAATにやってきます。今回の演目は、シェイクスピア喜劇の中で最高傑作との呼び声も高い『十二夜』。OUDS来日公演では初上演の作品です。思い込みが引き起こす恋のドタバタ喜劇を現代のイギリスの若者たちのみずみずしい感性はどう表現するのでしょうか。どうぞご期待ください。

演目：『十二夜』（英語上演／日本語字幕付）
作：ウィリアム・シェイクスピア
演出・出演： オックスフォード大学演劇協会(OUDS)

主催：KAAT神奈川芸術劇場

オックスフォード大学演劇協会（OUDS）プロフィール
オックスフォード大学演劇協会 Oxford University Dramatic Society（OUDS）は、英国の名門、オックスフォード大学の学生たちによって構成される由諸ある学生劇団。1885年に創設され、現在に至る100年以上の歴史の中で常に若い才能を育み続け、演出家のケネス・タイナン（ナショナル・シアター所属）、コメディアンのローワン・アトキンソン（テレビ番組『Mr.ビーン』等）、俳優のマギー・スミス（映画『ハリー・ポッター・シリーズ』等）、ジュディ・デンチ（映画『恋に落ちたシェイクスピア』等）、ヒュー･グラント（映画『ブリジット・ジョーンズの日記』等）、リチャード・バートン、ジョン・ギールグッドなど、英国演劇界、映画界をはじめ世界で活躍する数々のスターたちを輩出している。
 

「十二夜」あらすじ
双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラは乗っていた船が難破し、お互いが死んでしまったと思いこむ。妹のヴァイオラは、身を守るために兄セバスチャンそっくりに男装し、たどり着いた町の貴族オーシーノーの邸に小姓として仕える。彼女はひそかにオーシーノーに淡い思いを抱くようになるが、そうとも知らずオーシーノーは、かねてからの想い人・オリヴィアのもとへ恋の使者としてヴァイオラを送り、主人の愛を伝えるよう命じる。心を痛めながらも、自分が女性であることをオーシーノーに伝えることはできず、小姓としての務めを果たすヴァイオラ。ところが、あろうことかオリヴィアはオーシーノーではなく、男装したヴァイオラに恋をしてしまう！ 
行きつく先がないかに思われたその時、生きていた双子の兄セバスチャンが偶然にも同じ町に現れる。見知らぬ美しい女性オリヴィアから求婚され、当惑しながらも受け入れるセバスチャン。オーシーノーはヴァイオラに裏切られたと激怒する。身に覚えのないヴァイオラ…
男と女を取り違えての大混乱。報われない恋。思い込みと取り違いの連続が巻き起こすドタバタコメディー。
果たしてそれぞれの恋の行方は…？
 

【東京公演】
2014年8月2日(土)18:00
3日(日)14:00
※終演後、OUDSメンバーとの交流会あり
会場：東京芸術劇場 シアターイースト
主催：東京芸術劇場（公益財団法人東京都歴史文化財団）／豊島区
http://www.geigeki.jp/performance/theater059/